ハーブティー/ハーブティーの種類

女性ホルモンのバランスも整えるローズティー

毎日の暮らしの中で抱えるさまざまな不調には、ホルモンが関係している場合も多いもの。そんなときにはローズティーを取り入れてみては?

桑原 珠玉

執筆者:桑原 珠玉

紅茶ガイド

女性の味方にもなる!ローズティー

世の中には、香水やルームフレグランス商品、シャンプーや入浴剤、ボディクリームなど、ローズ関連商品があふれています。またローズは、ジャムやシロップなど身近な食品としても利用されています。ハーブティーとしてのローズも使いやすく、すぐにでも取り入れやすい特に女性にやさしいハーブです。


女性ホルモン調整におすすめ「ローズの花びら」


心を落ち着かせる作用も期待できます

心を落ち着かせる作用も期待できます


体調や気持ちはさまざまな要因で不安定になることがあります。例えば、生理前のイライラやにきびなど、ホルモンによる影響も不安定の要因のひとつ。さらに、生理痛や生理不順、更年期障害などで悩む女性も少なくありません。

食用に栽培されたローズの花びらにはホルモン調整機能が期待できます。心を安らげる作用も期待できるため、さまざまな不調に悩んでいる女性には特に試してほしいと思います。

■ローズ
科名:バラ科
学名:Rose gallica、Rosa centifolia など
期待される主な作用:鎮静、収れん、ホルモン調整、緩下、利尿、滋養など

使用部位:花びら

ローズティーのいれ方(ティーカップ1杯分)


えぐみや渋みが出すぎるのを防ぐため、あまり長く浸出させすぎないように

えぐみや渋みが出すぎるのを防ぐため、あまり長く浸出させすぎないように


ローズペタル(花びら)をティーカップ1杯分(150~160ml)につきティースプーン軽く2杯を使用。約3分間浸出します。

ローズの香りはやさしく、単独では味はそれほど主張がなく飲みやすいと思います。ただ、日常的に紅茶、ルイボスティー、ブレンド系ハーブティーを飲んでいる人にとってはローズだけでつくるハーブティーに物足りなさを感じるかもしれません。
その場合は、紅茶やルイボスティーなどのいつも飲んでいるお茶に少しブレンドしても良いかと思います。

ローズティー。左はローズのみundefined右はレモン汁を加えたもの

ローズティー。左はローズのみ 右はレモン汁を加えたもの


例えば、ローズにレモン汁を加えてあげると、色がとてもきれいなローズピンクに。レモン汁のほかにグラニュー糖などで少し甘くしてあげるとさらに飲みやすくなりますよ。

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