O脚の原因と改善に効果的なツボ(2ページ目)

O脚改善に効果的なツボ

■殷門(いんもん)
殷は真ん中、門は出入りするところという意味があり、中心にあるという意味を持っています。その名の通り大腿の裏側の真ん中に位置しています。

大腿二頭筋（だいたいにとうきん）、半膜様筋（はんまくようきん）、半腱様筋（はんけんようきん）といった大腿裏面にある主要な筋肉の近接しているところに殷門は位置しているため、このツボにマッサージを行うことは大腿の裏側の筋肉のリラクゼーションに非常に有効です。

■建里（けんり）
みぞおちとおへその中間のすこし下、腹直筋の上部に位置しているツボで、胃の疾患にも有効なツボです。精神的な緊張が続く時などは硬く緊張していることを感じるのではないでしょうか。深呼吸しながら優しくマッサージしてみましょう。

■環跳（かんちょう）
立った時におしりにできるく ぼみのやや外側にあるツボで、大殿筋の外側部に位置しています。テニスボールを床に置いてその上に座るなどの方法でセルフマッサージが可能です。

これらのツボに対してマッサージやお灸などを行った後、大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋などの大腿後面の筋肉や腹直筋などのお腹の筋肉のストレッチを実施すると筋肉の柔軟性をより回復させることが可能になります。

また、良い姿勢を獲得するために股関節周囲や胸郭・肩甲骨周囲の筋群のエクササイズを行うことで、より効果の高いO脚の改善が可能になると考えられます。ぜひお試しください。