結婚式・披露宴の準備/結婚式の基礎知識

データから考える 列席者にがっかりされない結婚式

結婚式にわざわざ出席してくれるゲストの皆さんに、がっかりされたくないというのは誰でも思うこと。では、どんなおもてなしをすれば喜んでもらえるのか、データを基に考えてみましょう。ゲストの期待を知って来てよかった!と思ってもらえる結婚式に。

清水 恩

執筆者:清水 恩

結婚ガイド

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あなたは結婚式のに呼ばれたことがありますか? その結婚式は出席してよかった!と思えるものでしたか?

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どんな結婚式なら来てよかった!と喜んでもらえる?

結婚式に出席するのは新郎新婦をお祝いするため、内容の良し悪しなんてどうでもいい、と純粋に考えたいところですが、そう割り切れないのが人間というもの。列席するにはご祝儀や会費が必要だし、女性は服装やヘアスタイルを整えるのにも時間やお金がかかります。そう考えると、時間やお金を割いてわざわざ出席してくれるゲストに気持ちよく過ごしてもらいたい、来てよかった!と思ってほしい、という思いも一層強くなるでしょう。

では、どんな結婚式なら来てよかった!と思ってもらえるのか、興味深いデータがありますので、それを見ながら考えてみましょう。

ゲストの期待を知ってがっかりさせない結婚式に

結婚式に列席したゲストに式場の満足度について取ったアンケート(株式会社クロス・マーケティング調査)の中の、結婚披露宴で重視することと、その満足度の相関関係を図にしたものです。このデータを見てみましょう。

データ

「一般式場(披露宴会場)に関する調査」(株式会社クロス・マーケティング)


 
ここでは重視度と満足度の数値を軸にして結果を示していますが、重視度が高いというのはつまり期待度が高いということ。「料理、ドリンクの味やサービス」に対する期待度は高いものの、満足度も高いという人が多い。「スタッフのこまやかな配慮」に対する期待度は高いのに、満足度が低い。期待が大きければ大きいほど、満足も不満もより強く感じられるものなのです。

ゲストが期待しているポイントに対してしっかりとサービスがなされれば、全体の満足度も当然上がる、ということがわかりました。では、こまやかな配慮が行き届いた結婚式をするためにはどうしたらいいのでしょう?

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