良い社会を作るために

更新日:2010年05月18日

口蹄疫対策 緊急支援・募金情報

4月20日に1例目が確認されて以来、猛威をふるう家畜の伝染病、口蹄疫。宮崎県では非常事態宣言も出され、事態が深刻化しています。消費者である私たちにできることとして、緊急支援・募金情報をまとめました。

1日も早く終息するために

子牛を繁殖させるのが繁殖農家です。生後2~4ヶ月頃まで、繁殖農家で育ちます。その農家から子牛を飼って出荷する農家は肥育農家といいます

子牛は生後2~4ヶ月頃まで繁殖農家で育ちます。その農家から子牛を飼って出荷する農家は肥育農家といいます(※参考写真)

「日本の畜産業は暗い海の中を漂っているような状況が何年も続いています。1軒の畜産農家が倒れたら地域の畜産農家が総崩れしかねないほどギリギリのところで、頑張っているような状態です。」

ガイドが、2年前に鳥取県の畜産組合を取材した際に聞いた言葉です。これは決して大げさな表現ではありません。

ここ数年、畜産農家はこれでもかというほどの厳しい状況に襲われています。BSEや鳥インフルエンザなどの伝染病が流行した上に、牛乳の消費が落ち込み、乳価が下がったための生産調整を強いられました。さらに、原油高による輸入飼料の価格高騰が続き、一方で消費者は安心で安全な食肉を求めながらも、景気の低迷で安くないと売れないという現実もあります。畜産は機械や施設などの設備投資がかかり、1頭を出荷するまでの経費もかかるため、採算が取れずに、借金を抱えたまま、廃業に追い込まれる農家も後を絶ちません。

宮崎県の畜産農家も、それは例外ではないでしょう。そういった中で、なんとか踏ん張ってきたところに、この口蹄疫の猛威。宮崎県から畜産農家がなくなってしまうかもしれないという声が出るのも、そのためなのです。

農家の方たちが、どれほど辛い日々を過ごされているかと思うと、事態が1日も早く終息し、被害がこれ以上、広がらないことを祈るばかりです。そして、これは台所に直結する“私たちの問題”でもあります。畜産業が成立しなくなったら、最も困るのは、私たち消費者なのですから。できることから支援していきましょう。

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筑波 君枝

在日外国人支援団体での8年間の活動でボランティアに目覚め、さらに米国三都市で移住労働者のケアを行うN…

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