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英会話レッスンデビューで緊張しないコツ

春を迎え、新たに英会話のレッスンを始めようとしている人も多いのではないでしょうか。でも、「知らない人の前でうまく話せるだろうか」「間違えて変なことを言ったらどうしよう」と、いろいろ心配なこともありますよね。 ここでは、新しく始めた英会話レッスンで上手に緊張しないコツをお教えしましょう。

足立 恵子

執筆者:足立 恵子

トラベル英会話ガイド

期待と緊張の英会話レッスンデビュー

ネイティブ講師のいる英会話レッスンは、ネイティブ・スピーカーと直接話す絶好のチャンス。グループ・レッスンであれば、他の人の会話を参考にすることもできます。でも、これまであまり人前で英語を話したことのない人は、「私の英語は本当に通じるのだろうか」「他の人が私よりずっと上手だったらどうしよう」と、緊張してうまく話せなくなってしまったりするかもしれませんね。
英会話レッスン

初めてのレッスンは、期待と緊張でドキドキ
 

当たり前の返事にひとこと加えよう

初めてのクラスで緊張してしまうのは、誰にとっても同じこと。「まずは他の人の様子を見てから……」などと思っていると、いつまで経ってもクラスの雰囲気は堅いままです。ここはあえて自分から積極的に話を始め、クラスのペースメーカーとなってみましょう。

例えば講師は、レッスンの最初にこんなことを尋ねてきます。

What's up today?(今日何か新しいことは?)
How was your weekend?(週末はどうでしたか?)

たいていの人は、Nothing special.(特に何も)、It was good.(よかったです)と一言答えて、黙ってしまいます。そこで、同じことを言うにしても、あえて何か付け加えて、自分を印象付けます。例えば、こんなふうに言うだけでいいのです。

Nothing special. I went to the office, the same as usual.
(特に何も。いつもと同じように、会社に行きました)

It was good. Very sunny and warm.
(よかったです。とても晴れていて暖かかったです)

すると講師は、「ああ、この生徒は話す意欲があるんだな」と認めてくれ、周りの人も一目置いてくれるようになります。これだけで自分に自信がついて、次第に話すのが楽しくなってくるはずです。
ネイティブスピーカー

ネイティブとなごやかに話せるようになるかも


自分なりのアレンジをしてみよう

英会話レッスンにはよく、ロールプレイがあります。同じクラスの人と組んで、Where are you going?(どこに行くんですか?)/I'm going shopping.(買い物に行くんです)といった会話を練習するものです。

たいていはテキストに決まった表現が載っていて、そのとおりにやれば終わってしまいます。でも、英会話のレッスンは学校の授業とは異なり、決められたことをその通りにやらなければならないわけではありません。ちょっと勇気を出して、自分なりのアレンジを加えてみましょう。例えば買い物にいくシチュエーションであれば、自分の知っている場所の名前を言ってみたりします。

I'm going shopping. Sakura shopping mall is my favorite.
(買い物に行きます。サクラショッピング・モールが私のお気に入りです)
買物

お気に入りの買物スポットを紹介してみよう

こう言うと講師がWhere is that shopping mall?(そのショッピング・モールはどこにあるの?)と聞いてくれたりして、思いがけず話がはずむかもしれません。英会話の講師はたいてい、こういう前向きな脱線が大好きです。

緊張汗をケアするには

最初のレッスンを終えると、「暑くもないのに汗びっしょり」ということもあるかもしれません。人は緊張すると汗をかくもの。慣れない英語を使って会ったばかりの人と話をするとなると、よけいに汗が出てしまいます。この汗は体温調節のための汗とは違い、局所的にドッと発汗します。緊張するとワキ汗をかくことがありますよね。まさにそれです。
英会話レッスン

授業中に汗を感じている人は多い

緊張してワキに汗をかくことが多くなるようであれば、緊張がさらに緊張を呼ぶこともあるので事前にケアしましょう。汗を抑えるために、直接ワキに塗り込む制汗効果の高い制汗剤などを使ったり、ワキ汗用のパットを使う方法もいいいでしょう。普段の日のエチケットとしても大切ですね。

私が指導している英会話のクラスでも、よく「授業中は汗をかく」という話を聞きます。「汗かいちゃった!」というには、例えばこんな言い方があります。

I'm sweating!
(汗かいちゃった!)

日本語の「汗をかく」と同じく、英語のsweatには「大変なことをする、苦労する」といった意味合いがあり、逆にジョークとしてこんなふうに言ってみる手もあります。

No sweat!
(楽勝だね!)

とはいえ、いつもワキなどに大汗をかいているようではやはり感じがよくないので、事前にしっかりと緊張汗のケアをしておきましょう。
化粧直し

レッスン前に身だしなみをチェック

化粧室でしっかり身だしなみを整えてから授業に臨めば、さらに自分に自信が持てるようになるはずです!

取材協力:ニベア花王

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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