低廉化の先がけである一の湯チェーン
全国区の温泉リゾートである箱根には、温泉旅館やホテルなど様々な宿泊施設があります。バブルの頃は高嶺の花だった温泉旅館も、今では1泊2食1万円以下という低廉化された施設も増え、訪れやすくなった温泉観光地ともいえるでしょう。
そのような低価格化路線をいち早く打ち出したのが「一の湯」です。箱根湯本からも近い塔ノ沢の「一の湯本館」は、寛永7年(1630年)創業という老舗というに相応しい存在感。有形文化財にも登録されています。歴史ある一の湯の低価格路線は利用者の支持を受け、現在では箱根の地に多店舗展開する一の湯グループ。新しく建てられたモダンな施設、元は豪華な保養所だった施設、温泉付きのホテルなど様々で、旅のスタイルによって選べる楽しさがあります。
一の湯チェーン唯一のホテル「キャトルセゾン」
そして、塔ノ沢の一の湯本館から徒歩1~2分に位置するのが「キャトルセゾン」。他のグループ施設が「一の湯」を冠する温泉旅館であるのに対して、こちらはグループで唯一の「ホテル」となっています。
洋室に滞在しつつ、箱根の源泉掛け流し温泉大浴場も楽しめる施設。建物自体経年感はありますが、昨年5階フロアをリニューアル、広々した客室面積と設備で、より快適な滞在が楽しめる客室も誕生しました。
ホテルに宿泊しても体験できる「芸者芸能体験プラン」
キャトルセゾンはお得な宿泊プランが多く節約派の旅行者に人気ですが、近くの一の湯本館や、他のグループ施設の温泉が無料で楽しめる「湯めぐり」ができるので更に満足度アップです。
格安施設に宿泊して温泉を楽しむというのが、キャトルセゾンをはじめとした一の湯グループの魅力ですが、2015年1月12日からスタートした新プラン「芸者芸能体験プラン」では、なんとキャトルセゾンに宿泊しつつ、夜は芸者さんとお座敷遊びが格安で体験できるといいます。ホテルに宿泊して夜はお座敷遊びとは!?
早速キャトルセゾンへ出向いてみました。