家庭菜園/野菜別の育て方

バジルの育て方

家庭菜園では、通常の野菜だけでなく、ハーブ類を少しずつ育てておくと、とても便利です。特に、イタリア料理の中でも登場することが多いバジルは、すっかりなじみのあるハーブとなりました。バジルは、育てやすいだけでなく、お料理に使いやすいという点からも、ガイド一押しのハーブです。

小島 理恵

執筆者:小島 理恵

家庭菜園ガイド

育てやすく、お料理にも使いやすいバジル

日本でもすっかりポピュラーになったバジル

日本でもすっかりポピュラーになったバジル

家庭菜園では、通常の野菜だけでなく、ハーブ類を少しずつ育てておくと、とても便利です。特に、イタリア料理の中でも登場することが多いバジルは、私たちにとって、すっかりなじみのあるハーブとなりました。バジルは、育てやすいだけでなく、お料理に使いやすいという点からも、ガイド一押しのハーブです。

太陽の光をたっぷりと浴びた、採れたてのバジルは、お店で買ってきたものとは比べ物にならないほど、豊かな香りがあります。また、たくさん採れてしまっても、ジェノベーセソースなどに加工にすれば、冷凍保存も可能ですし、乾燥して保存することもできます。

バジルの栽培スケジュール

初心者は、種よりも苗から育てるほうが、失敗が少なく、おすすめです。

初心者は、種よりも苗から育てるほうが、失敗が少なく、おすすめです


良い苗の選び方については、「家庭菜園の種と苗の選び方」を参照してください。

種をまく場合は、深さ1cm、直径5cmのくぼみを20~30cm間隔で作り、そこに3粒ずつまいていきます。ジュースの空き缶などを土に押しつけるようにすると、簡単にくぼみを作ることができます。種をまいたら、種が隠れる程度に土をかけ、手でよく押さえておきます。

苗から育てる場合も、20~30cmの間隔で植え付けていきます。プランターで育てる場合は、長さ60cm程度のものに2株が目安です。

準備するもの

バジルは比較的乾燥した土を好み、肥料はあまり必要としません。培養土を購入する場合は、花もの用の培養土よりも水はけが良いように調整させている、「ハーブ用」にブレンドされた土を選ぶと良いでしょう。

地植えにする場合は、たい肥や牛ふんなどの土壌改良材をたっぷりとすき込んで、透水性の良い土に改良しておきます。

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