社会ニュース/よくわかる時事問題

10大ニュースで2014年を振り返る

2014年ももうすぐ終わり。今年もいろんなことがありましたが、代表的な出来事とともに一年を振り返ってみたいと思います。

松井 政就

執筆者:松井 政就

社会ニュースガイド

10大ニュースとともに今年を振り返る

10大ニュースとともに今年を振り返る

2014年ももうすぐ終わり。

今年もいろんなことがありましたが、代表的な出来事とともに一年を振り返ってみたいと思います。

 

STAP細胞

2014年になって間もなく衝撃的なニュースが報じられました。再生医療にとって革命的な発展をもたらしそうな研究論文が総合科学誌ネイチャーに掲載されました。「STAP論文」です。

すでに同様の分野で技術が確立しつつあるiPS細胞では、細胞に幾つかの遺伝子を加えるなど高度な技術が必要があるのに対し、STAP細胞ではリンパ球を弱酸性の液体に浸すだけという簡単な方法であることから、革命的な発見と言われました。

また、実行したのが理化学研究所小保方晴子さんという若い女性研究者であったことや、「夢の若返りも可能になるかもしれません」という、発表会見での彼女の言葉に、世界は夢を見たのでした。

ところがその数ヶ月後、この論文が不正であることが発覚することになるとは、世の中の誰も想像しなかったでしょう。

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「偽ベートーベン」

2月になり、ショッキングな事実が発覚しました。全聾の作曲家として大変な人気だった佐村河内守さんに、楽曲の代作者がいたことが発覚したのです。

しかも彼が作曲したとされていた「ヴァイオリンのためのソナチネ」が、直後のソチオリンピックでフィギュアスケートの高橋大輔選手が演技で使用する曲でもあったため、大変な騒動になりました。

彼のCDの売れ行きには、全聾の人が作曲したという驚きも加味されたという声もあり、これまでにも指摘されてきた「日本人は芸術そのものではなく背景にある物語性に弱い」ことを、改めて感じさせられる出来事でした。

【関連記事】佐村河内守氏と猪瀬直樹前東京都知事との共通点

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