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年下男性と実年齢を隠して付き合ったら?知った時の本音とは

女性の外見だけでは年齢がわかりにくい昨今。もし、あなたが年齢を言わず年下男性と知り合い、しかも10歳以上の年の差があった場合、本当のことを伝えることができますか?そして、彼があなたの年齢を知った時の本音や一番嫌だと思うことは何なのでしょうか。

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

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年下男性と実年齢を隠して付き合ってしまったら?

年下男性と実年齢を隠して付き合ったら?知った時の本音とは

年下男性と実年齢を隠して付き合ったら?知った時の本音とは

もし、あなたが自分の年齢を伝えずに年下の男性と出会い、付き合うまでの展開になったとしたら、いつ彼に本当の年齢を伝えますか?

隠すつもりはなくても、思わず言うタイミングやきっかけを逃したまま始まる恋愛があってもおかしくありません。本当の自分の年齢を伝えるのが怖い、本当のことを言って彼との関係がギクシャクしてしまい付き合うに至らなかった苦い経験がある女性もいるかも知れません。

記事「16歳下の彼との結婚、本当に幸せになれるのか?」では、女性が16歳年上という年の差を超えて、今は幸せな結婚生活を送っている、ライフコーチングの木下ミワさん(42)と、パートナーの大輔さん(26)が、出会いから付き合っていくまでのお話を伺いました。

今回は、男性側が彼女から実年齢を聞いた時に、どんな気持ちになり、どんなことを考えていたのか大輔さんの本音を聞かせてもらいました。

そして、そんな年の差カップルの二人が付き合い始めて結婚へ至り、さらに幸せな結婚生活を送っていくことができたポイントを女性、男性の両サイドから探っていきたいと思います。
 
<目次>
 

年齢を知らないまま付き合い始める二人

まず最初に、16歳差の二人が実際に付き合い始めた瞬間のお話を聞かせてもらいました。

その転機の日は、初めての出会いから1年ほど経過した、2011年3月の終わりのことでした。ひょんなことから恋人でもないのにハワイ旅行へ行く話が決まり、急速に距離が縮まった二人。(詳しくはこちらの記事をご参照ください)

いつも通り、夜遅くまで一緒にオフィスでいろいろ楽しくおしゃべりをしていた二人は、そのまま一緒に夜ゴハンを食べに行くことになります。楽しく酔っぱらった勢いで真夜中の海へ散歩へ――、それが二人が友達から恋人になった瞬間でした。

翌日、大輔さんはミワさんに意を決して、「ミワさんはボクのことは好きなんですか?」と恐々と聞いたそうです。ミワさんが「はい」と答えると、彼は「じゃあ、ボクと正式に付き合って下さい!」とハッキリと言葉で伝えます。

ここで面白いのは、なぜ大輔さんは恐々と確認したのでしょうか?ということ。実は、前夜ミワさんはかなり酔っ払っていたので、昨夜のことを曖昧にしか覚えていないと言われるのでないかとドキドキしたそうです。

こうしてミワさんはハッキリと自分の年齢を彼に伝えないまま、二人は正式に付き合い始めることになったのでした。
 

年下男性が彼女の実年齢を知った時の本音とは?

彼が彼女の年齢を知った時の本音とは?

彼が彼女の年齢を知った時の本音とは?

ミワさんが、彼に自分の年齢を伝えなくてはいけない日は、付き合い始めて早々の1週間後に訪れてしまいます。

その日は、大輔さんから「占いをしてあげるから生年月日を教えて」なんて言われ、ミワさんは「彼が私の年齢を探っているかも?」と感じたそうです。最初はうまくかわしつつも、結構しつこく聞いてくるので、ついにミワさんも覚悟を決めて、彼に自分のIDカード(運転免許所)を渡したのでした。

その時、ミワさんは彼が自分の実年齢を知ったことで、嫌われたり、振られるなら仕方がないと覚悟を決めたそうです。でも、そうは言っても、わずかな期間でも恋人として楽しい時間を共に過ごした二人。そんな楽しい思い出が交差して思わず悲しくなり泣いてしまったと言います。

その時のミワさんの心情は「怖い」が本音だったと思います。では逆に男性である大輔さんはその彼女の年齢を知った瞬間はどんな気持ちだったのでしょうか?

IDカードを見た瞬間に思わず「えーっ」とビックリしたと同時に、失礼ながら笑ってしまったそうです。なぜならミワさんが年上なのはわかってはいたけれど、勝手に5歳ぐらい上かなと予想していたから。そのあまりのギャップにビックリを通り越えて笑ってしまったのでした。

しかし、その傍らで別れの覚悟まで決めたミワさんは泣いている。彼女の年齢が判った時のシチュエーションは、実はそんな「泣き」と「笑い」という大きな開きがあったのでした。
 

年齢差ではなく、二人の関係ですべてが決まる!

大輔さんは、その時、泣いてるミワさんに「ミワちゃんはミワちゃんだから気にしなくていいよ」と優しく伝えたそうです。もちろんビックリはしたけれど、それで嫌いになるなんて思いもしなかったと振り返ります。

むしろ、その時に彼の方が感じていたリアルな心情は別の思いでした。
「学生である自分なんかと付き合っても楽しくないのでは?」 
「一体、自分は彼女に何が与えられるのか?」

面白いのは逆に年下である彼の方が、彼女から付き合ってもらえないのでは?と急に不安になったということ。二人にとって、実は些細であった年齢問題をクリアーすれば、もう怖いものなんてありませんでした。

その後は、付き合うきっかけとなった6月のハワイ旅行もたっぷり楽しみ、本当に順調な交際が始まっていったのでした。二人は「とにかく一緒にいて楽しかった」と口を揃えて言います。

ミワさんが同年代の友達に彼の年齢を隠さずに言うと、最初はやはり「大丈夫なの?」と心配されたそう。でも実際に彼を紹介したら、みんな安心してくれたと言います。それは双方のご両親も同じで、実際に会ってみたら二人を応援してくれたそうです。

実はボクも最初に二人にお会いする時には、16歳差ってどんな感じだろうと少し好奇心を持ったのですが、会った瞬間に二人の空気感が見事にあっていて、やっぱ仲良しな夫婦は似ているなと妙に納得したのを覚えています。
 

年下男性が実年齢を知っていちばん嫌なことは何でしょうか?


今回のテーマである、二人の年齢差がどこまで幸せな結婚と関係するのかという観点で見れば、全く関係ないことがわかります。

それ以上に、やっぱり二人の相性がピッタリで、どれだけ仲が良く、そしてお互いが対等な関係で付き合えてるかどうかで決まる気がします。

年齢に対して変に女性が引け目を感じたり、気を遣ってしまうことで、お互い無理に付き合うような違和感が出て、きっとうまくいかなくなることがあるかも知れません。

もし年齢差があったとしても、男性に早く伝えてあげることで、二人が本音で話しあっていく、最初の大きなきっかけになり、より信頼関係が増すのではないかと思います。

男性がいちばん嫌だなと思うのは、やはり自分が嘘をつかれた時だと思います。だから付き合っているのに年齢を偽るなど嘘をつかれたことが判ると、それに対する不信感が出たり、ショックを受けたりするものなのです。

もし彼が仮に実際の年齢を知って付き合うのを躊躇したり、それで態度が変わるのであれば、それは年齢差ではなく、彼の人間性や相性の問題なのです。

だから付き合う、結婚する以前にそこが判断できて良かったと思えばいいと思います。

あなたがそんなシチュエーションになったとしても、「私こそが彼にふさわしい女性である」と自信を持ちましょう。きっと今回のモデルである大輔さんも感じたように、逆に彼自身が成長できるような素敵な関係を二人で築いていくチャンスなのです。それこそが年の差カップルが、よりハッピーになっていくための結婚の楽しみ方でもあります!

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