マンション物件選びのポイント/マンションの間取り

アイランドキッチンがあるマンションの間取りの基本

毎日の食事や家族の団らんをなにより大切にするご家庭には、間取りの中心にキッチンのあるプランはいかがでしょうか。アイランドキッチンを採用した間取りなら、家族でワイワイとお料理を楽しめます。

井上 恵子

執筆者:井上 恵子

住まいの性能・安全ガイド

毎日の食事や家族の団らんをなにより大切にするご家族におススメの、キッチンが生活の中心にあるマンションの間取りをご紹介いたします。

 

キッチンが家の中心にあるマンションの間取り

【図1】は専有面積78m2、3LDKファミリータイプの間取りです。マンションの形式は一般的な外廊下型マンションで、位置は中住戸です。この間取りの特徴を挙げてみましょう。

【図1】中心にアイランドキッチンがあるマンションの間取り例

【図1】中心にアイランドキッチンがあるマンションの間取り例



最近増えてきたアイランドキッチン

アイランドキッチンは、キッチンが壁際ではなく、島のように周囲に空間をとって配置されることからアイランドキッチンと呼ばれます。キッチンの周りをぐるっと一周することができ、複数人で同時に調理や片づけなどのキッチン作業ができます。

アイランドキッチンを採用した例。

アイランドキッチンを採用した例。


アイランドキッチンそのものは珍しくはありませんが、給排水・ガス管などの配置や住戸面積に制約のあるマンションでは設置が難しく、アイランドキッチン採用は数少ないのが現状です。しかし、間取りのバリエーションが増えるので、一部の住戸に採用するマンションも見かけるようになりました。

 

リビング・ダイニングの広さでアイランドキッチンが活きる

この間取りは専有面積が78m2で、ファミリータイプのマンションとして特別広いわけではありません。しかしプランニングで工夫し、廊下の面積を極力少なくし、その分リビング・ダイニング・キッチンを広く、20畳を確保しています。アイランドキッチンのある暮らしを楽しむためには、アイランドキッチンのあるリビング・ダイニングにはこのくらいゆとりが欲しい所です。

次のページでアイランドキッチンのある間取りのメリット・デメリットをまとめます。

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