SUBARU(スバル)/レガシィ

新型レガシィが狙った質感の高い走りはどうか?

6代目にスイッチした新型レガシィ。アウトバックとしては5代目になり、ツーリングワゴンはレヴォーグにバトンを渡している。セダンB4とともに狙うのは上質感のある内外装や走りだ。気になる走りの出来はどうだろうか。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

新型レガシィのスタートは好調

レガシィ・アウトバック/B4

ワゴン派生型SUVのアウトバックとセダンのB4という2本立てになった6代目新型レガシィ。北米をメインマーケットとする大型ボディは、やはり日本では実用上、制約があるのも確かだが、サイズは気にならない人にはなかなか魅力的な仕上がりに映るはずだ


ツーリングワゴンはレヴォーグに譲り、レガシィはワゴン系クロスオーバーSUVのアウトバック、セダンのB4にスイッチしている。

発売から約1カ月の受注台数は、アウトバック/B4合計で4308台と、月販目標台数の1200台に対して約3.6倍となる受注を得たと発表したスバル。問題は、モデルライフを通して目標台数をクリアできるか、近い台数を維持できるかだろう。

何しろ北米をターゲットにしたボディサイズは、ドアミラー間のサイズを抑えたり、運転席から良好な視界を確保するなどの工夫がされているものの、道路や駐車場事情から断念する人もいるだろうし、「ガラパゴス化」していたとはいえ、日本で売れ筋だったツーリングワゴンが姿を消しているから、好調を維持するには入念な年次改良やテコ入れも必要になってくるはずだ。

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は、新型レガシィ・アウトバック/B4の乗り心地について
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