焼肉/上野・三ノ輪・都内下町エリアの焼肉

近江牛にこだわる庶民派すき焼き店「米久」(新小岩)

東京では”牛鍋”といっていた”すき焼き”は、今でもご馳走といえる存在。仲居さんがいるとラクだけど、でもちょっと堅苦しい。そんなすき焼きを品質高く気軽に食べることが出るのが「米久」です。

小口 綾子

執筆者:小口 綾子

焼肉ガイド

日本で最も歴史あるブランド”近江牛”にこだわるお店

新小岩に、近江牛にこだわるすき焼き、しゃぶしゃぶ店「米久」があります。こちらは浅草にある牛鍋専門店「米久」で修行されたご主人がのれんわけで始めたお店です。以前は「浅草 米久」として営業されていたようですが、今では店名から「浅草」の文字はなくなり、代も息子さんへと受け継がれ、10年前から独自のこだわりとして上等な近江牛を使っての提供を始めたそうです。

「米久」外観

「米久」外観



同店では、新小岩という土地柄か、とんかつなどの定食も提供しながら、近江牛を使ったすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキを提供しています。コースではなく単品であれば、梅(赤身)3900円、竹(霜降と赤身)5400円、松(霜降)6900円と良心的価格帯ですき焼きがいただけます。
すき焼きの肉(近江牛・ウチモモ、カタロース

すき焼きの肉(近江牛・ウチモモ、カタロース)



この日いただいたお肉は32ヶ月、近江牛の雌で、なんと340キロとのこと。黒毛和牛は増体系の牛ですと500キロ台はありますが、実は小ぶりな牛(さらには雌牛)のほうが美味しいと言われています。赤身はウチモモを、霜降はカタロースを使用しており、小ぶりの雌牛の肉らしく、なんともきめ細かな肉繊維で、脂の刺しは小刺し、霜降りといっても脂を重く感じさせないきれいな脂質の肉で、すき焼きの関東風、甘口のタレとよく合います。追加で、〆にはうどんを投入。コースにせずとも、単品で十分楽しめる内容となっています。

関東風のすき焼き

関東風のすき焼き


卵につけていただきます

卵につけていただきます


すき焼きのお供・ザク

すき焼きのお供・ザク


〆はうどんで

〆はうどんで


店内はテーブル席のほか、堀式の座敷があり、10人以上の宴会でも利用が出来ます。家族経営だからこその温かな雰囲気のなかで、上等な肉を使ったすき焼きを楽しんでみてください。


■米久 (ヨネキュウ)
・住所:東京都葛飾区新小岩1-50-6
・TEL:03-3652-4550
・営業時間:
ランチ:11:30~15:00(L.O.14:30)
ディナー:
月~土 17:30~翌0:00(L.O.23:00)
日祝 17:00~23:00(L.O.22:00)
・定休日:火曜日
・地図:Yahoo!地図情報

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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