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江ノ電"プチ旅"の魅力と沿線オススメ撮影スポット

「鎌倉駅」~「藤沢駅」の間、約10kmを35分で結ぶミニ私鉄"江ノ電"は、地元の人々や鎌倉・江ノ島観光の足として活躍するほか、江ノ電それ自体も大変人気があります。今回は、そんな江ノ電の魅力や、江ノ電の沿線風景の中で、とくにオススメの撮影スポットなどをご紹介します。

森川 天喜

執筆者:森川 天喜

国内旅行ガイド

江ノ電とは?

鎌倉を訪れたことのある人には、おなじみの江ノ電ですが、ご存知ない人のために、"江ノ電"とは何か、簡単にご説明しましょう。

海辺の景色の中を走る江ノ電

海辺の景色の中を走る江ノ電


江ノ電は、「鎌倉駅」から大仏・長谷寺観光の玄関口「長谷駅」や、「江ノ島駅」を経て、JR線・小田急線が乗入れる「藤沢駅」までの間、約10kmを35分で結ぶ、ミニ私鉄です。

地元の人々や鎌倉・江ノ島観光の足として活躍するほか、江ノ電それ自体も大変人気があり、江ノ電に乗って"プチ旅"を楽しむために鎌倉を訪れる人も少なくありません。

今回は、そんな江ノ電の魅力や、江ノ電の沿線風景の中で、とくにオススメの撮影スポットなどをご紹介します。

江ノ電の魅力 どんな車両が来るか、待つ楽しみ

江ノ電には様々な魅力がありますが、そのひとつは、保有する多彩な車両。昭和30年代前半にデビューした車両から最新型まで、現在は6種類の車両が走っており、どんな車両が来るかをホームで待つのも江ノ電に乗る楽しみの一つです。

以下、現役で活躍する車両を紹介します。

■江ノ電300形
現役最古参の300形

現役最古参の300形

300形は、昔懐かしい木の床なども魅力

300形は、昔懐かしい木の床なども魅力


昭和30年代前半と昭和43(1968)年に合計6編成12両がデビューした、現役最古参の300形。江ノ電といえばこの車両を思い浮かべる人も多い、江ノ電の顔。しかし、新型車の導入で、ほとんど姿を消してしまったのが残念。現役で走るのは、1編成2両のみ。

■江ノ電1000形
現役の中では、最も数の多い1000形

現役の中では、最も数の多い1000形


昭和54(1979)年に48年ぶりの完全新造車として登場した1000形。旧形車両ばかりだった江ノ電に新風を吹き込みました。翌年には鉄道友の会「ブルーリボン賞」を受賞。6編成12両が活躍し、現役の中では、最も数の多い車両。

■江ノ電2000形
運転席の大きな窓が特徴の2000形

運転席の大きな窓が特徴の2000形


運転席の大きな窓が特徴の2000形。平成2(1990)年に登場し、その年の「グッドデザイン商品」選定車両となりました。

■江ノ電10形
「レトロ電車」10形

「レトロ電車」10形


「レトロ電車」10形は、平成9(1997)年に、江ノ電開業95周年記念に登場。ヨーロッパの豪華客車『オリエント急行』風の配色。この車両だけ他の江ノ電の車両とは、ちょっと違う雰囲気。

■江ノ電20形
開業100周年を記念して登場した20形

開業100周年を記念して登場した20形


平成14(2002)年に、開業100周年を記念して登場した20形。外観はレトロ調で、江ノ電の標準色ともいえるグリーンとクリーム色に塗られていますが、ドアーチャイム、車椅子スペースなども設けられ、"人にやさしい"設計となっています。

■江ノ電500形
現在の最新型車両500形

現在の最新型車両500形


現在の最新型車両500形は、平成18(2006)年にデビュー。丸みを帯びたかわいらしいデザインは、平成15年に引退したヨーロピアン調のデザインが人気の高かった旧500形のイメージを継承しています。

次のページでは、引き続き江ノ電の魅力と、おすすめ撮影スポットをご案内します。
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