写真撮影/風景・夜景を撮る

紅葉も背景が大事? 人と差を付ける紅葉撮影のコツ

秋といえば「紅葉」です。夏に真っ青だった緑が赤やオレンジに色づきます。ただ、キレイな色づきとはいえ、そのまま撮ってもありきたりな写真になりがち。人と差を付ける紅葉の撮影方法をご紹介いたします。

伊藤 俊

執筆者:伊藤 俊

写真撮影ガイド

紅葉

趣きのある紅葉写真を撮るにはどうしたら良いのでしょうか

秋という季節がやってきました。夏は深緑だった木々も赤く色付き、すごく撮りがいがある被写体に変化します。

しかし、見たまま紅葉を撮ってしまうと、「色付いてるな」と分かるだけの印象の薄い写真しか撮れません。今回は、人と差を付ける紅葉を撮影のポイントをご紹介いたします。

紅葉の背景を考える

以下の写真のように、紅葉というと赤やオレンジといった色がひしめき合っているイメージがありますよね。

紅葉

色がひしめき合う紅葉


全体として「紅葉している」という印象は感じるかもしれませんが、どの部分が主役なのかが分かりにくく、あまりインパクトがありません。

では、これではどうでしょう。

背景を黒に

背景を黒に


背景が黒いところで撮影してみました。主役であるカエデの葉の色や形が強調されて良い感じではないでしょうか?

このように、紅葉の写るバックを考えてあげることで、少し他人とは違う写真になります。背景が赤やオレンジのところに紅葉を撮っても、その背景と同じ色なので溶け込んでしまうのです。

また、そのような背景が無ければ、よりアップして撮影しても良いでしょう。

アップ

アップ


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