イタリア語

気軽に入れるイタリアのトラットリアでマナーを学ぶ

イタリアは美食の国、大きな都市から小さな村に至るまで、どこを訪れても美味しいお店に必ず巡りあうことができるのも、一つの醍醐味です。お店には気軽に立ち寄れるバールから、ちょっとお洒落して行くお店まで様々ですが、今回は気軽に立ち寄れるトラットリアに行く時のイタリア語をご紹介します。

西村 清佳

執筆者:西村 清佳

イタリア語ガイド

イタリアのレストランは3種類

イタリアのレストランは大きく分けて、3つのカテゴリーに分けられます。
一番格式の高いのはリストランテ Ristorante、続いてトラットリア Trattoria、そしてピッツェリア Pizzeriaターヴォラカルダ Tavola Caldaなど低予算で気軽に立ち寄れるお店です。今日は旅行中で、ドレスアップしないでも入れるトラットリアに食事に行くと想定してみましょう。
内観画像

典型的なトラットリア(ガイド撮影)

トラットリアに行くのに服装に気を使う必要はありません。旅行中は履きやすい靴に動きやすい服が多いでしょうが、それで大丈夫です。イタリアの夕食は日本に比べてやや遅めなので、どんなに早くてもお店の準備が整うのは8時ぐらいです。混んでくるのは大抵9時頃なので、予約をしないで行く場合には8時半頃には着くといいでしょう。店に着いたらまず人数を告げます。

Siamo in due. シアーモ イン ドゥエ
(二人です)

するとボーイさんにあたるカメリエーレCameriereの人がテーブルまで案内してくれます。冬だったらその前に入り口でコートを預かってくれるかもしれません。そんな時はこんな風に言われるでしょう。

Posso prendere il capotto? ポッソ プレンデレ イル カポット?
(コートをお預かりしてもよろしいですか?)

その時はポケットに貴重品などを残さないようにしてから、コートを脱いで預かってもらいましょう。
席に着くとカメリエーレがメニューを持ってくると同時に、こんな風に聞いてくるかもしれません。

Prendete l’acqua? プレンデーテ ラックア? 
(お水をお持ちしましょうか?)

イタリアでは水のグラスはサービスではないので、注文しないとなりません。そこでガス水か、ガスなしの水かをお願いします。

L’acqua naturale, per favore. ラックア ナトゥラーレ ペル ファヴォーレ
(ガスなしをお願いします。)
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