防犯/防犯関連情報

SNS画像で泥棒・ストーカーがやって来る!?

気軽に利用しているSNSなどで、自分の個人情報に関わることを不用意に載せることには警戒が必要です。ストーカー被害を招いたり、場合によっては侵入被害に遭ったりもします。個人情報の管理はよく考えて、自己責任として大切に取り扱いましょう。

佐伯 幸子

執筆者:佐伯 幸子

防犯ガイド

ネットストーカー

SNSって楽しい!undefinedあれもこれも載せちゃう!

SNSって楽しい! あれもこれも載せちゃう!

誰もが参加できるSNSやブログは周りの人たちに自分のことを知ってもらえるという楽しいツールですが、思わぬ被害を招いてしまうこともあります。

インターネット歴の長い人にとってはもう常識といえることでも、初心者やまだ日が浅い経験しかない人たちには楽しいことばかり考えて、危機管理は二の次になっているかもしれません。

さすがに自分の顔を出すことは避けていたとしても、地元の情報を出せば住んでいるところが知られます。都道府県名を出していればより特定されやすいでしょう。前後の情報からかなり絞られてきます。「ネットストーカー」「サイバーストーカー」という言葉もあります。平成25年7月23日には、ストーカー規制法の一部が法改正(電子メールを送信する行為の規制)され、さらに平成29年1月3日施行で会員制交流サイト(SNS)での付きまといを新たに規制対象に追加。罰則が強化されました。

現実の生活の中でストーカー被害を受けるのとは違い、ネット上でのつきまといは気づきにくいといえます。SNS上でいやがらせを受けたり、不審な書き込みやメールが度重なるようになって初めて対処するようでは遅いでしょう。すでにそれまでの情報が蓄積されているはずです。ネット上に公開した以上は半永久的に消せないという自覚を持って、出す情報は選んで、時間差を持って出すなどするようにしましょう。

たとえば、外食時のお料理や飲み物の画像はすぐにもアップしたいかもしれません。撮ってその場でアップした……となると、おまけに「現在位置情報」の機能をOFFにしていなかったら、あなたを一目見ようとそのお店に行くストーカーがいるかもしれません。実際に、気づいたら同じ店内にストーカーがいた! という事例もあります。個人情報がダダ漏れの状態だったというわけですね。

お買い物した品物や自慢の持ち物の画像をアップすることは楽しみの一つですが、コレだけはアップしないほうが身のためですよ、というものがあります。場合によっては命にも関わるかもしれない! そんなモノは持っていないはず? いえ、誰でも持っている物です。それは……。
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