住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年10月)

2014年10月の住宅ローン金利は10年固定で0.05 %程度の上昇と長期金利がわずかに上昇傾向でした。しかし、フラット35は返済期間21年以上で1.65%と0.01%下がり、3ヶ月連続で過去最低金利を更新しています。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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今月は長期の固定金利のものでわずかに金利が上がりました。ただし、全期間固定の中でもフラット35は、今月も過去最低金利をさらに更新しました。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型の金利はネット銀行が低い

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年10月7日時点
201410hendo

変動金利型はは先月から動きはありませんでした。ネット銀行を中心に低い水準が続いています。

変動金利型の金利に動きはありませんでした。ソニー銀行は自己資金10%以上と10%未満の場合に金利体系が別れており、「変動セレクト」で自己資金10%以上の場合0.539%です。次いでイオン銀行が0.57%、楽天銀行が最低金利で0.700%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンは0.65%と、ネット系の金融機関の金利が低い状況が続いています。

10年固定の金利は上昇傾向

10 年固定は先月より0.05~0.1%程度金利が上がったところが多く見られました。三菱UFJ信託銀行が0.05%引上げ、当初固定期間の引き下げ幅が大きいタイプの最低金利で1.03%、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.05%でした。金利が上がったところが多かった中で、住信SBIネット銀行のネット専用ローンは0.05%低くなり1.10%、Mr.住宅ローンが1.12%となりました。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年10月7日時点
201410kotei10

10年固定は先月よりもわずかに上昇したものの、1%程度の低い金利水準が続いています。

固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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