メキシコの味、緑が爽やかサルサ・ベルデのレシピ(2ページ目)

絶品サルサが楽しめるメキシコシティの名店2件

では、以上に紹介したサルサが楽しめる、メキシコシティでおすすめの名店を2件紹介します。美味しいタコスの味を引き立てるサルサを揃えたタコス店と、サルサが主役級のメキシコ伝統料理レストラン。旅行者でも気軽に行けて、味も確か。旅でメキシコに行かれる方はぜひ立ち寄ってみてください。

サルサと上質ビーフタコスを満喫。エル・カリファ

1994年にオープンし、メキシコシティに7店舗持つエル・カリファはメキシコ北部風のビーフタコス＝タコス・デ・ビステックが人気の店。肉の質にこだわった美味しいタコスがいつでも食べられます。タコス店にしては値段が高めですが、その味の確かさから連日大勢の客で賑わっています。この店のテーブルに供されるサルサは4種類。青いチレ・セラーノとタマネギをベースにしたサルサ・ベルデ、焦がしたトマト、タマネギ、ニンニク、チレ、香草を入れたサルサ・アサーダ、甘いタマリンドソースをベースにチレでアクセントを付けたサルサ・タマリンド、チレ・モリータをベースにしたサルサ・ロハを揃えており、どれも味わい深く、シンプルに焼かれた肉の味を引き立てます。平均費用は一人200メキシコペソ（約1600円）。深夜遅くまで営業しているので便利です。

■El califa（エル・カリファ）コンデサ店
住所：Altata 22,Col. Hipodoromo Condesa,Del. Cuauhtémoc.
TEL：5271-7666
アクセス：地下鉄9号線Chilpancingo（チルパンシンゴ）から西へ4ブロック
営業時間：13:00～4:00／毎日

素材にこだわる新鮮サルサが自慢のエル・カルデナル

1969年創業のメキシコ伝統料理の名レストラン、エル・カルデナルでは、常連客のほとんどがメインの食事の前にモルカヘテ・デ・サルサ・ベルデ（30メ キシコペソ＝約240円）を注文します。サルサを作るための石臼＝モルカヘテを模した陶器に並々と盛られたサルサは、グリーントマト、タマネギ、 香草などを原料にし、火を通さないタイプ。新鮮なサルサを自家製トルティージャに巻いていただくと、みずみずしいグリーントマトの味が口いっぱいに広がります。付け合わせでくるフレッシュチーズやアボカドのコクとサルサとの相性も良く、これだけで満足できるほどの絶品です。このレストランで使われる野菜は自社農園で栽培されたもの、乳製品は専用牧場から送られた牛乳で生産され、鮮度と安全にこだわっています。エル・カルデナルはメキシコシティ内に4店舗ありますが、おすすめはセントロ地区アラメダ公園の目の前のホテル・ヒルトン内アラメダ店です。平均予算は一人あたり250メキシコペソ（約2000円）。

＜DATA＞
■El Cardenal アラメダ店
住所：Av. Juárez No. 70, Hotel Hilton Reforma,Centro Histórico, México D.F.
TEL：5518-6632 ／ 5518-6633
アクセス：地下鉄3号線Juarez（フアレス）駅またはHidalgo（イダルゴ）から徒歩5分。アラメダ公園前のホテル・ヒルトン・レフォルマ内。
営業時間：8:00～18:30／毎日


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