新施設も続々オープン！東山動植物園

とにかく広い！　日本を代表する動植物園

全国屈指のスケール、人気、歴史を誇る東山動植物園。一番人気のコアラを筆頭に動物たち約550種、植物約7000種を展示します。近年は動物たちの生態をよりリアルに、より間近に見られる施設も次々新設。ファミリーからカップル、動植物マニアまで1日たっぷり楽しめます。


園内はとにかく広い！　ひと周りするだけでも大人の足で2時間はかかります。特に小さなお子さん連れの場合は、あらかじめ見たい動物や施設の目星をつけておき、まずはそのお目当てを優先的に見て回るのが得策です。

動物たちを身近に感じる新施設が次々オープン！

動園では2007年の開園70周年から2017年の開園80周年の間に、再生プランと題して順次リニューアルが進められています。その特徴は、動物たちをより身近に感じられる展示法の導入。

ここでは、その新しい展示施設を中心に紹介していきます。

「ワ～オチューブ」はライオンをガラスごしにすぐ間近で見られる展示。旧来のライオンの飼育舎を囲む堀に橋を架け、ガラス張りの観覧エリアを設置し、かつてはお堀ごしに遠巻きにしか見られなかったライオンを、目と鼻の先で見られるようになりました。


カンガルーの運動場をウォークスルーできるのが「カンガルー広場」。お昼寝好きのカンガルーはそろってねそべったままのことが多いのですが、すぐそばで見られることでその大きさやツヤツヤした毛並みのよさがリアルに分かります。

「チンパンジータワー」は、サル研究の権威である京都大学霊長類研究所の協力で作られたもので、高さ11ｍのタワーが3基立ち並び、樹上で暮らすチンパンジーの活動空間を再現。チンパンジー本来の生活や行動ぶりを見ることができます。




「ゾウガメ舎運動場」は2010年春に完成。地面の高さから顔を出してのぞける観察窓があり、ゾウガメの目線でその姿を見られるのがポイントです。


「世界のメダカ館」も2010年春に全面リニューアル。田んぼの風景を再現し、メダカがもともと生息している環境も合わせて観察することができます。メダカそのものはまぁ地味といえば地味なのですが、日本の原風景ともいえる環境の中で気持ちよさそうに泳いでいる姿を見ていると、不思議と見入ってしまい、時間がたつのを忘れてしまいます。


キリンの展望デッキは大迫力のおススメスポット。キリンの目の高さのデッキでおやつをあげることができるんです。目の前にぬぅ～ッとよってくるキリンは想像以上のデカさでびっくり！　毎月第1日曜日の50名限定（朝10時からキリン舎前で整理券配布）ですが、これをお目当てに訪れる価値ありです。