リオ・デ・ジャネイロの観光(2ページ目)

市内のビーチを満喫しよう

リオっ子にとって、生活の一部ともいえるビーチを巡るのも、リオ観光の楽しみの１つ。冬（6月から8月）は、寒流の影響で水温が低く、水遊びにはちょっと不向きかも。

ビーチ1：コパカバーナ海岸

約3kmも続く世界的に有名なビーチ。歩道に描かれた波模様のモザイクは、リオのモチーフとして浸透していて、お土産にも人気です。晴れた週末ともなると、コパカバーナ海岸には、地元っ子から観光客までが大勢集まり、とても賑やかです。海岸の南端にあるコパカバーナ要塞には、ビーチを眺められるカフェがあり、ゆっくりしたい方にはお勧めです。

＜DATA＞
■コパカバーナ要塞
住所：Praça Coronel Eugênio Franco, 1 - Copacabana
電話：(21)2521-1032
営業時間：10:00 - 18:00（カフェとショップは20時まで）
休み：月曜
入場料：大人R$6、学生・60歳以上R$3

ビーチ2：イパネマ、レブロン海岸

コパカバーナ要塞の反対側に位置するのは、市内で最も美しい夕日が眺められると言われるアポンタドール海岸。ここから西に向って、イパネマ海岸、レブロン海岸と名前が変わっていきます。イパネマやレブロン地区は、高級住宅街ということもあり、オシャレなお店や小さな子供用の遊び場も多いビーチになっています。
イパネマ海岸は、ボサノバのヒット曲「イパネマの娘」の舞台としても知られています。また、コパカバーナ同様、こちらの歩道のモザイクも有名です。

建築や美術好きの方に

1808年から21年まで、ポルトガルの首都としても機能したリオは、ポルトガル王室の影響を色濃く残す歴史的建築物を見ることができます。

例えば、市立劇場、国立美術館、国立博物館、チラデンチス宮殿、カンデラリア教会、ポルトガル王室縁の図書館（幻想図書館）、コンフェイタリア・コロンボなどセントロ地区を中心とした欧風建築物に、ブラジルの歴史を感じることができます。

一方、リオは、ブラジリアのデザインでも知られる巨匠、オスカー・ニーマイヤーや、トロピカリアムーブメントの旗手、エリオ・オイティスカの故郷でもあり、モダン建築や近現代アートも数多く生み出されました。カテドラル・メトロポリターナ、ニテロイ現代美術館、リオ近代美術館、セラロンの階段、サンタテレーザの丘などを訪れ、ブラジル文化の今を感じて見て下さい。

美術と建築1:市立劇場

1909年に設立された100年以上の歴史をもつ市立劇場。近年リニューアルされ、当初の姿に美しく蘇りました。観劇はもちろん、ガイドツアーやカフェだけでも訪ねる価値がありますよ。

＜DATA＞
■リオデジャネイロ市立劇場（Theatro Municipal do Rio de Janeiro）
住所：Praca Floriano, Centro
電話：(21) 2332-9220 / 2332-9005
チケット販売時間：10時～18時

美術と建築2：カテドラル・メトロポリターナ

1976年に建造されたピラミッド型の教会。内部の美しいステンドグラスは、一見の価値があります。ラパ地区からも特徴のある教会の姿を眺めることができます。ただし、教会付近は、あまり治安が良くないので、写真撮影などの際には、十分気をつけて下さいね。

＜DATA＞
■カテドラル・メトロポリターナ(Catedral Metropolitana do Rio de Janeiro )
住所：Av República do Chile 245, Lapa
電話：(21) 2240-2669

 

美術と建築3：ニテロイ現代美術館

ブラジルを代表する建築家オスカー・ニーマイヤーの代表作の1つ、ニテロイ近代美術館は、リオデジャネイロの隣町ニテロイにあります。フェリーに乗って、もしくはニテロイ大橋を渡って陸路でニテロイに渡ります。美術館はもちろん、対岸から眺めるリオも美しく、出かける価値はありますよ。

ニテロイ側のフェリー乗り場からニテロイ美術館までは、多少治安の悪いエリアを通るので、タクシーもしくはバスを利用し、歩かない方が無難です。

＜DATA＞
■ニテロイ現代美術館（MAC Niteroi）
住所：Mirante da Boa Viagem, s/ nº, Niterói, RJ
電話：(21) 2620-2400
営業時間：10:00 - 18:00
休み：月曜(Patioのみ入場可能)
入場料：大人R$10、学生・60歳以上R$5、7歳以下無料。水曜日は入場無料