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誰にでもやさしい「ユニバーサルデザイン」とは

更新日:2010年05月21日

手すり、照明の位置で決まる!誰もが安全に使える玄関

玄関は靴を脱ぐ・履く場所。脱いだ靴を置く場所と家の間は、段差=上がり框(かまち)で結ばれているわけですが、ここを上り下りする動作には危険も伴います。お子さんからお年寄りまで、誰にとっても安全な玄関をつくるには?ユニバーサルデザインの観点から考えてみましょう。

玄関照明の位置次第で
段差の危険は小さくなる

玄関の照明なんて、玄関を明るくしてくれれば十分とお考えの方は多いかもしれません。しかし、設置する位置次第で上がり框の段差の危険を小さくする有効なアイテムになるのです。

照明の位置によって、段差の危険性の認識やお互いの顔の照らし方など、かなり大きな違いが出てくることが分かります

照明の位置によって、段差の危険性の認識やお互いの顔の照らし方など、かなり大きな違いが出てくることが分かります

理想的なのは、上がり框部分に段差があると分かるような位置を照らすこと。そのためには上がり框の真上あたりに照明をつけると、右のイラスト(下)のように段差があることが分かりやすくなります。訪問者と住人、両方の顔が照らされ、対面して話をしやすくなる効果もありますね。

一方、右のイラスト(上)のように、照明位置が玄関ドアのほうに近づいていると訪問者を背後から照らすことになり、迎える人からは逆光になって、訪問者の顔が見えづらくなる可能性があります。
訪問者から見ると、上がり框部分の段差はちょうど影に入ってしまい、そこに段差があることが認識しづらくなります。これでは、つまずく・踏み外すといったアクシデントが起きるかもしれません。

なお、最近の住宅では玄関収納の下の空間に照明を設置するケースも増えてきました。こうすることで玄関の土間部分が間接的に照らされ、上がり框の段差を認識しやすくなるメリットがあります。


人感センサー付き照明も安全の確保に有効

買い物帰り、両手がふさがった状態で帰宅した際に人感センサーは役に立ちます

買い物帰り、両手がふさがった状態で帰宅した際に、人感センサー付き照明は役立ちます

さらに、照明を人感センサー機能を備えたものにしておけば、スイッチを押すことなく自動点灯してくれるので便利ですね。荷物を抱えて帰宅した時には重宝するはずです。お子さんやお年寄りにとって安全を確保する意味でも有効でしょう。

 
照明だけでなく、色で段差を認識してもらいやすくする方法もあります。
例えば、土間部分を濃い色のタイルにして、上足空間の床板をライト系のフローリングにすれば、境界がはっきり認識できますよね。

玄関のユニバーサルデザインの話は続編もお楽しみに。


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この記事の担当ガイド

写真

吉田 健

子育て世代の防犯・防災の専門家が、安心して暮らせる家づくりのヒントを紹介します!

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