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おっ!?2016年に子どもNISA登場

2014年1月にスタートしたNISA制度(少額投資非課税制度)は、口座開設数も650万件を超えて好調な滑り出しです。今後、非課税枠の拡大、非課税期間の延長などが検討されており、同時に「子どもNISA」も創設されるようです。

平田 浩章

執筆者:平田 浩章

ファミリーのためのお金入門ガイド

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NISA口座開設数は650万件超え

子ども将来の財産づくりにピッタリの「子どもNISA」

子ども将来の財産づくりにピッタリの「子どもNISA」

2014年1月にスタートしたNISA制度(少額投資非課税制度)に関する一般投資家の関心はとても高いようで、NISA口座開設数も650万件を超えています。

まだ半年しか経っていませんが、すでに制度の様々な拡充の検討が行われています。その中でも「子どもNISA」の創設は目を引きます。

NISAって何?

NISAは国が掲げる「貯蓄から投資へ」のスローガンのもとで、主に株式や投資信託などへの投資を促進するものとして導入された制度です。主に下記のような内容です。

●<非課税の対象>株式や投資信託などの値上がり益や配当金(収益分配金)

●<非課税投資枠>毎年100万円(翌年以降に繰り越せません)

●<非課税期間>5年間(購入した年に売却しても非課税枠の再利用は不可)

●<非課税での投資総額>最大500万円(毎年100万円×5年間)

●<制度の継続期間>2014年から10年間

●<対象者>20歳以上

株式や投資信託を購入した後に値上がりして売却した場合や、配当などが出た場合は本来20.315%ほど税金が差し引かれるところを、この制度を使えば非課税となり税金が差し引かれることなく受け取れてとても有利になります。

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