アフィリエイト/アフィリエイトの基本

キーワード選定でターゲットを絞り込んで大丈夫?

キーワード選定でライバルが少ないキーワードを探そうとすればするほどターゲットを絞ることになります。しかし、ターゲットを絞れば絞るほど稼ぎにくくなるのではないかと心配される方もいるとおもいます。今回はなぜキーワード選定をするときにターゲットを絞り込む必要があるのかについてご紹介していきます。

執筆者:中村 貞文

ターゲットを絞り込んで本当に大丈夫?

ターゲットを絞り込んで本当に大丈夫?

アフィリエイトで初心者が稼ぐにはターゲットを絞り、ライバルの少ないキーワードでYahoo!JapanやGoogleの上位表示を狙ってブログを作る必要があります。

しかし「キーワード選定をするときにターゲットを絞ると稼ぎにくくなるのでは?」と心配になる方もいると思います。

確かにターゲットを絞れば絞るほど相手にする検索ユーザーの数が少なくなるため稼ぎにくくなり、ターゲットを広げれば広げるほど相手にする検索ユーザーの数が多くなるため稼ぎやすいとイメージする人も多いと思います。

でも実はターゲットを広げれば広げるほど稼ぎにくくなるのです。なぜかというとアフィリエイトで稼ぐにはターゲットの数ではなく質が求められるからです。

ターゲットを絞ることで得られるメリット

たとえば「美肌に興味がある人」という広いターゲットを狙って「美肌」というキーワードを選んだとします。するとすでに「美肌」というキーワードはライバルが多く、もし運良く「美肌」というキーワードで上位表示を狙ったあなたのブログやサイトがYahoo!JapanやGoogleの検索結果で上位表示したとしてもなかなか報酬には結び付きにくいのです。

なぜなら「美肌」に興味のある人はターゲットが広すぎてブログやサイトの文章でどのように検索ユーザーにアプローチしていいか分からなくなるからです。

「美肌」で検索している人の中にはシミで悩んでいる人もいますし、ニキビで悩んでいる人もいます、さらに乾燥肌で悩んでいる人もいれば、敏感肌で悩んでいる人もいます。

このように「美白」のようにターゲットが広すぎると一見相手にできる検索ユーザーが多いため大きく稼げると思いきや、様々な悩みや目的をお持ちの検索ユーザーがいるため、どうアプローチしていいのか分からなくなります。

だからこそ、ターゲットを絞って検索キーワードを選べば選ぶほどアプローチの方法も絞られるのでたとえ検索する人が少なくても報酬につなげやすくなります。

たとえば「ニキビ 潰したい」というキーワードであなたのブログやサイトに検索ユーザーを集めることができたとします。すると「ニキビが目立つから潰したいと悩んでいる人」というかなりターゲットを絞ったことになります。

そしてターゲットを絞ったからこそ「ニキビは不用意に潰すと爪からバイ菌が入る恐れがありますよ」というように検索ユーザーが興味を持ってくれそうなアプローチができるようになります。

SEO対策が簡単だった時代は適当に検索ユーザーを数多く集めて、適当にブログやサイトの文章を書いておくだけである程度の人は紹介しているアフィリエイト商品に興味を持ち売り上げにつながったかもしれません。

しかし今はSEO対策がかなり難しくなってきているので、適当に検索ユーザーを集めようとしてもそもそもターゲットが広すぎる検索キーワードではYahoo!JapanやGoogleの検索結果で上位表示させること事体が難しくなっています。

さらに、検索ユーザーもいろいろなキーワードで検索すればより自分が求めている情報が手に入りやすくなるということを知っています。

だからこそ「美肌」のような単語キーワードではなく、「ニキビ 潰したい」というような複合キーワードでも検索する人がどんどん増えてきています。

単語キーワードでのSEO対策が難しくなり、さらに検索ユーザーが複合キーワードでより良い情報を求めて検索するようになったからこそ、ターゲットを広げるよりも絞った方が稼ぎやすいのです。

ターゲットを広げるのではなくあえて絞ることで稼ぎやすくなるというのは、アフィリエイトだけでなくリアルのビジネスからも学べます。

たとえば和食でも中華でもなんでも食べられる飲食店よりも、日本料理専門のお店や中華料理専門のお店の方が美味しそうですよね。実際に街中ではラーメン屋さんやかつ丼専門店というようにターゲットを絞ったお店も数多く見つけることができるはずです。

早く稼ぎたいと焦れば焦るほどターゲットを広くしてしまいがちですが、逆にターゲットを絞れば絞ってキーワードを選ぶほどブログやサイトにアクセスを集めやすくなりますし、実際に集まった検索ユーザーにアフィリエイト商品の価値を伝えやすくなります。
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