神戸グルメ/神戸・兵庫のイタリアン

オステリア・オ・ジラソーレ(芦屋)

今年6月に移転オープンした「オステリア・オ・ジラソーレ」。お惣菜からリストランテ料理まで、杉原シェフの南イタリアに対する熱い想いがたっぷりと込められたお店となりました。今回はディナーのアラカルト料理から御紹介していきます。

執筆者:麻生 玲央

移転オープン「オステリア・オ・ジラソーレ」

内装

「Sciue Sciue」(バールエリア)の内装

阪神間のイタリアンの中で「ナポリ料理といえばここ」という実績と評価を確立されていた「オステリア・オ・ジラソーレ」。オーナーシェフ杉原一禎さんの「さらに夢に近づきたい」という押さえ難い思いがヴェスヴィオ火山のように火を噴き、この6月1日に同じ芦屋の宮塚公園の前に、ご自身としては3回目となる移転オープンをされました。

新店舗は公園に面した表側が「Sciué Sciué(シュエシュエ)」(ナポリ方言で「簡単に・素早く・ストレスなく」といった意味)という名の立ち飲みバル&テイクアウト可能なイタリア総菜屋(ロスティッチェリア)&イタリア菓子屋(パスティッチェリア)となっており、ナポリやソレント近郊の海辺のリストランテで計4年余どっぷりと南イタリア料理にまみれた杉原シェフの料理を、より手軽に味わえます。「ナポリ料理なら何でも任せとけ!」という杉原シェフの思いのこもった新スペースの誕生ですね。

メインダイニング

メインダイニング

そのすぐ奥右手が格段に広くなった厨房。そして左手奥にはリストランテのメインダイニングホールが拡がります。(テーブル席16席、カウンター席4席という席数は移転前と同じ)。

メインダイニングは旧店舗より素朴なイタリア色を打ち出した作りで、テラコッタのタイルの床に加え、天井には何本もの太くて四角い木の梁が張り渡され、梁と梁の間から間接照明の柔らかい光が漏れて、テーブルを優しく照らします。そしてクリーム色の塗壁には、以前の店舗でもお馴染みだったナポリの下町のセピア色の写真が新店舗でも健在です。

次ページからは、お料理を紹介していきます

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