最近、知人男性からこんな相談を受けました。それは「デートをすると、彼女が仕事のテンションを引きずっていて全然楽しくない」というもの。「仕事ができるところや知的なところに魅かれたものの、
2人でいる時に常に緊張感が漂っているのは辛い。もっと甘えてほしいし、安らげる時間を過ごしたい」と言います。
一瞬、「働く女性だって色々大変なのに、勝手なことを言って…」と思いましたが、確かにデートが毎回ピリピリしていては、お互い辛くなりそうです。約束をしたということは、彼女も彼と過ごす時間を楽しみにしていたはず。それなのに、なぜ、仕事モードのまま彼に接してしまうのでしょうか。
ちょうど、働く女性から仕事と恋愛モードの切り替えがうまくできないという悩みを聞いたばかりだったので、その原因と対策について考えてみました。
仕事モードでいる方が楽
女性の方が仕事モードから抜け出すのは苦手かも!?
「仕事モードのままでいる方が楽」と言うのは外資系企業に勤める30代の女性。「社会人になりたての頃はふわふわしたプライベートモードが基本で、仕事をする時だけキリッとした女性を演じているという感覚でしたが、いつの間にか、テキパキと効率よく物事を処理して論理的に話す、仕事モードの自分がベースになっていました」。キャリアを重ね、やりたい仕事を追求するうち、仕事モードでいることの方が快適に感じられるようになったそうです。確かに、女性が1人暮らしをしながら働くとなると、人に頼れない場面も多いので、自然と色々なことを自分でできるようになりそうです。とはいえ「ずっとこのまま、強くなる一方なのも良くない気がしている」という彼女。
この場合の対策としては、日頃から甘えたり女性らしくしようと頑張るのではなく、
デートの約束がある時だけ恋愛スイッチを入れるという方法がおすすめです。プレゼンの時にスーツを着るのと同じように、デート用に甘い香りや揺れるピアスを身に付けるとモードが切り替わりやすくなります。