床材・フローリング/床・フローリングのリフォーム

リフォームで使える 話題のカーブフローリングを体験

今までのフローリングの概念をひっくり返したのがカーブフローリングです。目地がゆるやかな曲線を描いています。話題のフローリングをガイドYuuが実物レポート。リフォームでの注意点もご紹介します。

尾間 紫/Yuu

執筆者:尾間 紫/Yuu

リフォームガイド

フローリングと言えば、四角く切り取られた薄い板を並べて張るものというイメージですが、その概念をひっくり返したのがカーブフローリングです。果たしてこれはリフォームで使えるのか?ガイドYuuが話題の床材、カーブフローリングをレポートしてきました。

あっと驚く写真で話題に!カーブを描くフローリング

下が世間をあっと言わせたカーブフローリングの写真です。普通のフローリングとは違って、目地がゆるやかなカーブを描いています。このカーブフローリングの商品名はCurv8(カーブエイト)といい、1枚1枚の床板が曲線で構成されています。

見た人をあっと言わせた衝撃的な写真。果たしてカーブフローリングはリフォームでも使える床材か?(カーブエイト/ADVAN)

見た人をあっと言わせた衝撃的な写真。果たしてカーブフローリングはリフォームでも使える床材か?(カーブエイト/ADVAN)


カーブフローリングは、木目にあわせてゆるやかな曲線でカットしているので、切り落としロスが多い直線カットのフローリングに比べ、1本の原木からより多くの床材を生み出すことができる、エコな床材です。

木は、木目だけでなく、木自体も自然の美しい曲線を描いています。そう考えると、フローリング材は本来なら曲線であるほうが自然なのではないか?この床材を見ているとそんな風に思えてきます。カーブを描いた目地は、木目を美しく見せてくれるだけでなく、より自然な雰囲気を生み出します。こんな床の上でのんびりと暮らせたら、心から癒されそうな気がします。

カーブフローリングの実物チェック!リフォームで使える?

と言うわけで、カーブエイトを取り扱っている建材会社ADVANに伺って実物をチェックしてきました。さすが話題の商品だけあって、問い合わせが多いとのこと。

4面面取りが施され、表面は厚み3.2mm厚の天然木単板張り。短辺方向は直線カット。

4面面取りが施され、表面は厚み3.2mm厚の天然木単板張り。短辺方向は直線カット。


カーブを描いた目地がよりナチュラル感を増している。なだらかなカーブが自然で優しい雰囲気。

カーブを描いた目地がよりナチュラル感を増している。なだらかなカーブが自然で優しい雰囲気。


この商品は、長辺方向を曲線でカット、8枚1組のパターンでリピートをして張っていくものです。他は基本的に普通のフローリングと変わりません。厚みは11.7mm、表面は3.2mm厚の無塗装天然木単板張り、樹種はオークです。手で触れると天然木のさらさら感が伝わってきます。

このカーブフローリングの写真を見てガイドYuuが最初に思ったこと。それはこれは工事がすごく面倒なのでは?ということでした。しかし8枚1組でリピートで張るのなら工事はそれほど難しくなく、レイアウトさえ注意をすればリフォームでも使いやすい商品だと思いました。

次のページでは、カーブフローリングをリフォームで使う時の注意点です。
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