京都グルメ/京都のスイーツ

ラ・フラムブルー

2014年4月、京都にオープンしたアシエット・デセール専門店「ラ・フラムブルー」。目の前で作り上げられていくクレープ・シュゼットを始め、3皿構成のデザートコースを御紹介していきます。

執筆者:麻生 玲央

アシエットデセール専門店「ラ・フラムブルー」

外観

「ラ・フラムブルー」の外観

京都にスウィーツを出すカフェや喫茶店は数あれど、アシエット・デセール(assiette de desserts)だけを食べさせてくれる店はごく僅かです。

アシエット・デセールとは、ショーウィンドウに飾られて売られるデセール(デザート)ではなく、持ち帰りの出来ない皿盛りデセールのこと。一流フランス料理店ではパティシエが腕によりをかけて作り、コースの最後を締めくくる、あのワクワクさせられるデセールのことですね。

今日ご紹介するのは京都でパティシエとして活躍されてきた鈴木一也さんが2014年4月26日に開店された「デセール ラ・フラムブルー(Desserts La Flamme Bleue)」。店名をクレープシュゼットをフランベするときに一瞬立ち昇る、あの「蒼い炎(フラムブルー)」から名付けられたアシエット・デセール専門店なのです。

内装

「ラ・フラムブルー」の内装

麩屋町・蛸薬師の交差点から西に少し進むと南側にディープブラウンの木枠がくっきりと際立つ小さな間口の店が現れます。元は町家であったここは奥に長いいわゆる「うなぎの寝床」。店に入ると、焼き菓子を並べられたスペースの奥に、全8席のたっぷりとした幅のカウンターが設けられ、どん突き小さな坪庭が京都の町家らしい趣を与えています。

次ページでは、デザートコースを御紹介します

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます