散歩/グルメ・行列・銭湯の散歩ルート

「洋食エリーゼ」の魅惑のオムライスを探して歩く(4ページ目)

個人的な名店「洋食エリーゼ」の魅惑のオムライスの面影を求めて、四谷から荒木町、富久町まで歩き、「キッチンたか」 「洋食KOBAYA」を訪れた。さらには、思いがけない懐かしの名メニュー「ビーフトマト」 「トマトのビーフ」にも再会することができた。

増田 剛己

執筆者:増田 剛己

散歩ガイド

富久町の「コバヤ」で懐かしの「ビーフトマト」

靖国通りを新宿方向へ歩く。富久西の交差点あたり、富久クロスというタワーマンションが建設中だ。

動画はこちら
その隣に「洋食KOBAYA」がある

建設中の富久クロス

「洋食KOBAYA」さんに到着。店頭に貼られていた紙を見て、ハッとした。そこには、「洋食エリーゼの”ビーフトマト”を味わえるのは当店だけ」とあった。そうだ、「ビーフトマト」だよ、忘れてた。そして翌日、僕はビーフトマトの味を確かめるべく、「コバヤ」へ向かった。最寄り駅は丸ノ内線の新宿御苑前駅だ。駅の出口があるのは新宿通り。そこから北へ歩き、靖国通りへ。四谷電話局前という交差点があり、そこの路地を入って行くと、「洋食KOBAYA」と書かれた看板が見えてくる。

「街の洋食屋さん」という旗があった

「洋食KOBAYA」東京都新宿区富久町16-14

かつての「洋食エリーゼ」では、サンプルのケースに「ビーフトマト」なるものが並んでいて、最初はどんなメニューなのかがわからず敬遠していた。ところがいつものように「洋食エリーゼ」の行列にならんでいたときのこと、後ろに並んだサラリーマンの会話が聞こえてきた。若いほうが上司っぽい男性に「この前、ビーフトマトっていうのを食べましたけど、あんなにおいしいもの初めて食べましたよ」と興奮気味に話していた。それを聞いて、その日僕は初めて「ビーフトマト」にチャレンジしてみたのだった。
 
これぞまさに「洋食エリーゼ」のビーフトマトと同じ味

「コバヤ」のビーフトマト 880円

そう、ルックスもまさにこんなかんじ。けっこうトマト味が強いのかと思ったけれど、そうでもない。初めて食べる味だけど、たいへん旨かった。そしてしばらくビーフトマトにハマった。で、「コバヤ」のビーフトマトだけれど、これがもうまるで思い出の中にあったビーフトマトだ。おいしいなぁ。ご飯がすすむ。でもたしか「キッチン たか」にもビーフトマトがあったんじゃなかったっけ。
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