インテリア照明/シーリングライト・ペンダントライト

ダイニングに大きなペンダント照明を選ぶコツ(2ページ目)

ここ数年、気になるのが大きくて存在感たっぷりのペンダント照明。個性的なデザインのものが多く、照明だけでなくインテリアのスパイスとして取り入れてみてはいかが。北欧デザインのペンダントを扱う『ルイスポールセン』でお話を伺いました。

執筆者:鈴木 理恵子

ボリューム感に注意せよ!

流行りの大きなペンダントを取り入れる時に注意したいのがそのボリューム感。円形のペンダントを吊るす場合、一般的にはテーブルの長手方向の1/3くらいを直径寸法の目安(180cm幅のダイニングテーブルであれば、直径60cmくらいの直径)を垂らすことが一般的ですが、大きなペンダントは、高さがあるものが多く、同じ直径でもボリューム感が出てきます。
大きなペンダント照明

どちらも北欧の名作ペンダント照明。同じ直径だが、高さが違うとボリューム感が違ってくる。左:PH4/3ペンダント デザイン:ポール・ヘニングセン 右:PH スノーボール デザイン:ポール・ヘニングセン(画像:ルイスポールセン)


吊る位置を見極める

ルイスポールセン・ジャパンの方にお話しを聞くと『通常のサイズのペンダントは、テーブルより60cmくらいに吊るのをお勧めしますが、大きなペンダントの場合は、それよりも、少し高めの位置に下げるが多いですね。空間とのバランスをみながら高さを決めます。』

大きなペンダント照明

天井近くに吊った事例。あまり広くないスペースで大きなペンダントを使うには、高めに吊るのもお勧めです。

大きなペンダント照明

ダイニング+キッチンの広い空間の事例。テーブル上に、およそ70~80cm程度上に吊ったのでしょうか。天井近くに吊ったペンダントに比べると、インパクトのある吊り方です。

ペンダントを吊る位置の違いを見比べてみましょう。いずれもコラージュ600(デザイン:ルイーズ・キャンベル)を使った空間です。天井に近い位置に吊ると、空間全体を明るくし、比較的小さな空間でも大きなペンダントが使いやすくなります。

大きめペンダントはボリューム感があるので、ダイニングテーブルに限らず高さのあるスペースでもよく使われます。天井が高い空間(一般的な天井高さは240cm前後)や、吹き抜けや斜めに天井が高くなっている空間が多いようです。

次は、ルイスポールセンで見つけた、使ってみたい大きめペンダントをご紹介します。
木漏れ日のイメージ『コラージュ』>>
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