介護支援専門員(ケアマネジャー)/ケアマネージャーの独立について

ケアマネージャーの独立 名刺について

ケアマネージャーとして独立するためにはまず、法人を設立する必要があります。独立に関することをまとめていますが、今回は名刺について紹介します。あまり重要視されず、見過ごされがちですが、他とは違った個性を出すことで差別化を図ることもできます。尚、本記事で紹介する内容は、あくまでも個人的な見解ですので、効果を保証するものではないことをご了承ください。

執筆者:鈴木 康修

事務消耗品の購入

名刺

個性的な名刺は宣伝効果アップに

前回は独立するうえで必要な什器備品について説明しましたが、事務消耗品も重要になってきます。事務消耗品とは、一般的に筆記用具などの文房具やコピー用紙などを指します。これらを購入するうえで、特に注意することはありませんが、名刺や封筒、会社名をプリントしたノベルティグッズなどは宣伝効果が期待でき、他社との差別化を図ることができるアイテムです。今回は名刺について紹介します。

法人設立時は申請書類の作成や什器備品、人員・設備基準の確認など、考えることが多く、かなりのエネルギーを使います。資金が潤沢にあり、会社設立に係る事務を司法書士などの専門家に全て任せられる方は良いですが、ケアマネージャーとして独立する場合、多くは常勤のケアマネージャーが1・2名体制と小規模あることから、代表者が多くの事務を担当することと思いますので、参考になれば幸いです。


名刺の作成

名刺は必ず作成することと思いますが、比較的安価に作成できることもあって、あまり気にしないのではないでしょうか。確かに、名刺で差別化を図ってもケアマネージャーの場合、効果が出るかどうかは未知数です。しかし、決して無駄ではないと思っています。例をいくつか紹介しましょう。

■オリジナル名刺の作成例
  • 角を丸くする
  • 利用者用の名刺を作成する
  • カラー印刷をする
  • 両面印刷をする
  • 紙質にこだわる
名刺の角を丸くすることもできます。文字通り角が取れて、優しいイメージになることから、女性に向いているといえるでしょう。また、名刺入れにしまう時でも、角が丸いと引っかかりにくく、入れやすいメリットもあります。最近では、既定サイズよりも一回り小さい名刺も見かけますが、名刺入れから抜けてしまいやすいこともありますので、実際のサイズも確認しましょう。

利用者用の名刺も効果的です。名刺には名前や所属などの基本情報のみを大きいフォントでデザインすることで読みやすくなります。裏面には電話番号を入れるのも良いでしょう。全盲の利用者に対しては点字を入れたり、香りを付けることでアピールすることもできます。

引き続き、次のページでオリジナル名刺を紹介します。


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