住宅ローンの借入/住宅ローンの金利ランキング

住宅ローンの金利ランキング(2014年4月)

2014年4月の住宅ローン金利は、全体的に先月からほぼ横ばいとなりました。フラット35の最低金利は先月から0.01%上がり1.75%になりましたが、それでも史上2番目の低さです。なお、消費税が8%に引き上げられたことにより、多くの金融機関では手数料が上がりました。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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今月はどの金利タイプも金利はほぼ横ばいでした。30年、35年などの長期固定の金利は0.05%前後の下げを行ったところがあり、10年固定は0.05~0.1%程度上げているところがありました。変動金利型には大きな動きは見られませんでした。主な金融機関の今月の住宅ローン金利を、変動金利型、10年固定、長期の全期間固定に分けてご紹介します。

変動金利型はほぼ動きなし

変動金利型については、今月は大きな動きは見られませんでした。楽天銀行は先月より0.05%下げ0.706%になり、ソニー銀行の「変動セレクト」の0.599%、住信SBIネット銀行のMr.住宅ローンの0.65%に次ぐ水準です。

今月の主な金融機関の変動金利型の金利は次のようになっています。

<主な金融機関の変動金利型> ※2014年4月2日時点
201404hendo

変動金利型の金利はほぼ動きがありませんでした。1%を切ったものが主流になっている。



10年固定の金利は引き上げ

10 年固定は、0.05%~0.1%程度上がったところが多く見られました。当初固定期間の引下げ幅が大きいタイプで、三井住友信託銀行の最大引き下げで1.10%、三菱UFJ信託銀行が1.13%と信託銀行の金利が低くなっています。

<主な金融機関の10年固定> ※2014年4月2日時点
201404kotei10

10年固定の金利は先月より若干引き上げたところも。金融機関によって金利差があるので比較が大切


固定期間選択型の場合には、当初の金利に加え、当初期間終了後にどのくらい金利を引き下げてくれるかも重要なポイントになります。特に返済期間が25年以上の長期の場合には、当初低い方が良いのか、将来の引下げ幅が大きい方が有利なのか試算してもらいましょう。

全期間固定は次のページ
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