カーシェアリング/“買わない”カーライフのすすめ

カーシェアリングはタクシーの代わりにもなる

終電を逃すといままでは始発まで時間を潰すか、タクシーで帰るかの二択だった。しかしカーシェアリングを使えば、実はタクシーよりお得に帰れる場合もある。アポ先や観光でも大活躍。カーシェアリングの活用法をご紹介。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

「終電逃し=タクシー」が変わる?

ブラック企業なんて言葉が世間を賑わしているくらいだから、残業で終電を逃した経験のある人も、きっといるはず。終電を逃さなくても、深夜まで働いて電車で帰るのは億劫ですよね?

そんな「残業で頭の中がヘロヘロなのに、気持ちよく酔っ払ったおっさんたちの吐く息がたちこめる電車で帰ると思うと辛すぎる!」時には、例えばタイムズカープラスの「レイトナイトパック」なるものを利用すると、24時~翌朝9時まで利用して2000円+1kmあたり15円。東京都の恵比寿から赤羽まで帰宅したとすると、片道20kmとして2000円+300円×2(会社と自宅の往復)=2600円。しかも次の日はクルマで出勤できる。これに夜間のコインパーキング代を足しても「タクシー代より全然安いじゃないか!」とオールアバウトの某担当者が叫んだっけ。

アポ先や観光でのちょい乗りでも真価を発揮!

先述した「雨の日の子どもの送り迎え」などもその一例だが、このようにタクシーを利用したいようなシーンでも、カーシェアリングのほうが安上がりだというケースが往々にしてある。他にも飛行機が遅延してしまい終電のなくなった羽田空港に、家族がカーシェアリングを使って迎えに来てくれたという人がいたり、出張先の京都で次のアポまで少し時間ができたので、カーシェアリングで観光を楽しんだ人がいたり、自宅を訪ねてくれた知人や親戚を、カーシェアリングを使って駅まで送り届けている人もいる。

こうした「ちょい乗り」利用は、カーシェアリングが最も得意とするところ。それどころか、冒頭の深夜残業後の帰りとか出張先での観光なんて、愛車がトランスフォーマーのように命令したら目の前まで来てくれるマシンでもない限り無理な話。つまり、クルマを持っていてもできないことまで、あちこちに乗れるクルマがあると、できるということだ。
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