アイルランドの観光

アイルランド観光の楽しみ方

自然のつくり出した圧巻の景色や遥か昔の文化を伝えるケルトの遺跡、アイルランド独立の歴史や往事の人々の暮らしを伝えるスポット、アイルランド出身の文豪のゆかりの地など、アイルランド観光で訪れたいスポットはいろいろ。もちろん、アイリッシュミュージックに耳を澄ませながらパブで飲むビールも忘れてはいけません。また、旅の途中で出会う人たちと言葉を交わせば、その人懐っこい人柄にアイルランドという国の神髄を感じることでしょう。

それではアイルランド観光の楽しみ方とその詳しい見どころをご紹介いたします。

アイルランド各都市の素朴な魅力を満喫

日本からはるばるアイルランドに旅行に行くなら、首都のダブリンに加え複数の地方都市を訪れるのがおすすめ。

ダブリンはアイルランドの人口が集中していることもあり、ほかのどの都市よりもにぎやか。どの国の旅行者もダブリンからアイルランドに入国するケースが多いので、ダブリンには旅行者がたくさんいるのも特徴です。

素朴な町並みも手伝って、首都ながら日本の都市部よりもかなりのんびりしたムードを感じる一方で、観光のアトラクションはとにかくたくさんあります。なかでも、トリニティカレッジにある「ケルズの書」は世界で一番美しい本ともいわれる聖書の装飾手写本で、アイルランドの国宝の中でも特に有名。ダブリンを訪れる人で見ない人はいないのではないでしょうか。

ダブリンでは滞在日数を上手く使って興味のあるアトラクションをくまなくまわったり、カラフルなドアのジョージアンハウスの立ち並ぶエリアを散策したり、その楽しみ方は何通りもあります。街に点在する文豪やアイルランドの英雄の像を見て回るのもおすすめですよ。

ダブリン観光の注目スポットはこちら＞＞＞ダブリンのエリアガイド

ダブリンよりもさらにゆったりとした時間の流れを感じるのが地方都市。街自体もそれぞれ異なる魅力にあふれているのですが、バスや列車の車窓を流れる景色や途中で目にする動物の群れなどに出会えるのも地方への旅の醍醐味です。日本でのめまぐるしい日常に疲れた心がきっと和むことでしょう。

バスで地方都市にアクセスするなら＞＞＞ダブリンから行くバスの旅
メジャーな都市のほかにもこんな地方都市も＞＞＞アイルランド第三の都市リムリック

アイルランドの自然がつくり出した圧巻＆不思議な景色

厳しい自然と隣り合わせの美しい風景はアイルランド旅行の際には誰もが目にしたいと思うスポット。アイルランドは、大きく分けて4つの地方に分けることができ、ダブリンのあるレンスター地方、アイルランド第二の都市コークのあるマンスター地方、西部の人気都市ゴールウェイで有名なコノハト地方、北アイルランド位置するアルスター地方となっています。これら4つのエリアでもスケール感のある美しい景色が多くあるのはマンスター地方、コノハト地方、アルスター地方の3つ。

有名どころだと、西の人気都市ゴールウェイから簡単にアクセスできるモハーの断崖はマンスター地方、北アイルランドに位置するジャイアンツコーズウェイはアルスター地方になります。アイルランドに入国する際に立ち寄ることになる首都ダブリンと組み合わせて、どのエリアにアクセスして自然の風景を堪能するか。この計画を最初に立てることで、アイルランド旅行の骨子が決まるといってもいいかもしれません。