Ruby/Rubyの基礎知識

RubyGems (gem) の使い方・インストール方法

"RubyGems (gem)"には有志の開発したRubyライブラリがたくさん登録されており、だれでも自由に使うことが出来ます。本記事ではgemの基本的な使い方を紹介します。

橋本 拓也

執筆者:橋本 拓也

Rubyガイド

gemとは

gem (じぇむ、正式にはRubyGems)は、Rubyで書かれたアプリケーションやライブラリを簡単に扱うためのパッケージ管理システムで、個々のパッケージを"gem"として管理します。Perlで言うCPAN, PHPで言うPEARやPECLに近いでしょうか。
 

rubygems

RubyGems.org

RubyGemsは、Ruby1.9より新しいバージョンのRuby本体をインストールすると標準で付いて来ますので、以降の内容を実際に試しながら読みたい方は、前回の記事(Rubyのインストール(rbenvを使った方法) [Ruby] All About)を参考にしてRubyをインストールして下さい。

インストール済gemの一覧

gemを操作するにはコンソールからgemコマンドを使います。まずはgem listコマンドを叩いて現在自分の環境にインストールされているgemの一覧を見てみます。

何もインストールした覚えがなくても上記のパッケージ名が出てくると思いますが、これはRuby本体をインストールした時に付属してくる標準gemで、メンテナンス性を考えてRuby本体からgemの形で分離されているライブラリたちです。 ※rakeminitestは今後の連載で扱う予定です。

次のページではrubygems.orgから目的のgemを検索し、インストールする方法を紹介します。

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