最新版お金が貯まる仕組み30/増税に負けない最新「貯まる仕組み」

ビギナーがNISA投資で失敗しない仕組み

家計にはきびしい環境でも、一方でアベノミクス効果により平均株価は昨年から大きく上昇。加えて、NISAも始まり、個人投資家の投資熱はグッと高まっています。だからこそ、ビギナーが目指したいのはリスクをできるだけ回避した投資スタイルです。

あるじゃん 編集部

執筆者:あるじゃん 編集部

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大きな損失を出さないことを最優先に考えよう

いよいよ少額投資非課税制度、通称NISAがスタートしました。年間100万円までの株式などの投資に対して売却益や配当が非課税となるため、とくにビギナーやこれから投資を始めてみようと思っている人にとっては、いいキッカケとなるはずです。

しかし、投資にはリスクがつきもの。いくら、世間が投資、投資と騒いでも、向き不向きがあります。ファイナンシャル・プランナーの八ツ井慶子さんは、投資を始めようと考えている人にこうアドバイスします。

「まずは少額、たとえば10万円程度から始めるといいでしょう。そして、仮にそれが半分になっても、それを授業料と思えるかどうか。思えないなら、投資には不向きかもしれません。また、どんな投資商品でも簡単に儲かるものはありません。マーケットは実にきびしいと知っておくべき。同時に、株式であれ、外貨であれ、投資という行為は自分と世界経済がつながったことを意味します。それを楽しめるなら、投資に向いていると言えるでしょう」

NISAで非課税の対象となるのは上場株式、株式投資信託、ETF、そしてREITとなります。また、NISAは利益が出て初めてその恩恵が受けられるため、売却益を狙うより、分配金や高い配当金を目的に、投資信託やREITを持ち続ける(最長5年間)方が、有効活用という点では確実と言えます。

「NISA枠で個別株を買うのであれば、長期で持つより、短期で目先の売却益を拾っていく方がいいでしょう。ただし、焦らず、相場や個別株の株価が下がってきてタイミングで購入すべき。そのためにも無理に100万円の枠を目一杯使わず、買いの時期までキャッシュポジションを上げておくことが大切です」

そして、NISA枠に限らず、すべての投資に共通している大事なポイントは、いかに損失を最小限に抑えるかということ。それが投資で大きく失敗しない、もっとも大事なことなのです。

「大きく減らす要因として気をつけたいのは、リーマン・ショックのような想定外のクラッシュです。それが一度起きれば、ほとんどすべての投資商品が大きく値を下げ、元に戻すのはとても大変なこと。だから、事前にマーケットから手を引く(売却する)ことが重要。とても難しいことではあるのですが、絶えず、市場や経済の動きをウォッチしておくことが重要なのです」

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教えてくれたのは……
八ツ井慶子さん

ファイナンシャル・プランナー。大学卒業後大手信用金庫に入庫。本当にお客様にとっていいものを勧められる立場になりたいとの思いから、個人相談が中心のファイナンシャル・プランナーとして独立。近著に『ムダづかい女子が幸せになる38のルール』(かんき出版)と『サラリーマン家庭は"増税破産"する! 』(角川oneテーマ21)がある。テレビ、新聞、雑誌などでも活躍中。All Aboutマネーのガイドを務める


取材・文/清水京武  イラスト/モリナガ・ヨウ パネルデザイン/引間良基



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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