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こじらせ女子を脱皮し、幸せな恋愛をする方法(2ページ目)

「こじらせ女子」とは、自分の女子力に自信がない女子のこと。このまま恋愛から遠ざかってばかりいたら、ますますこじれるばかり。どうすれば脱皮できるか──映画『受難』をヒントに考察してみました。

島田 佳奈

執筆者:島田 佳奈

恋愛ガイド

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ほんのちょっとの心がけで変わることができる

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こじらせ女子は生まれつきの性質ではありません。脱出できるかどうかは、あなたの心がけひとつです。

『受難』の主人公・フランチェス子は修道院出身。しかしその生い立ちによる純粋すぎる面は俗世間において折り合いがつかず、モデルにスカウトされるほどの美人なのに「彼氏いない歴=年齢」というこじらせ女子です。

そんな彼女は、自分のアソコに人面瘡(※)ができてしまい、はじめは困惑するものの、しゃべる人面瘡(通称・古賀さん)からの罵倒にも素直に耳を傾け、次第に抑えていた女としての幸福や欲望に目覚めていきます。

彼女が作品の中で行ったアクションはすべて思いがけずやったものとはいえ、女子をこじらせていると感じる人には試す価値のあるものばかり。

■バーチャルな話し相手を持つ
フランチェス子は人面瘡に「古賀さん」と名前をつけ、奇妙な同棲(?)生活をしていくうちに自分の抑えていた感情を表に出せるようになりました。
仕事で他人と接する機会はあっても、独りの生活では他愛もない日常会話のできる相手がいません。SNSで見知らぬ相手とコミュニケーションを図ることも容易になった昨今、ネットを介して友人と会話したり誰かに相談したりすることは、孤独感を薄めるのみならず、他者との距離の取り方など学べることも多いもの。恋愛としての出会いの可能性も。

■リア充な友達の助言も素直に聞き入れる
修道院育ちのフランチェス子は実にマイペース。しかし仕事仲間や「古賀さん」など、他人の助言を聞き入れる素直さは見習いたいところ。
自分のことは自分が一番わかっているように思えますが「他人から見た自分」をもっともわかっていないのも自分です。
恋愛において大事なのは、相手からどのように見られて(思われて)いるかを知ること。自分のどこがこじらせポイントなのか、正直に教えてくれる友人や家族の意見を聞き、直せそうなところから改めていけば、いい恋愛ができる自分に変われますよ。

■「好き」の感情は素直に伝える
こじらせ女子にありがちなのが、勝算を考えず好きな人にアプローチして玉砕し、ますます性格をこじらせてしまうこと。あるいは傷つくことを恐れ、素直じゃないアプローチ(ツンデレや自虐に走る)をしてしまい、素直な好意がまったく相手に伝わらないこと。
同様のこじらせ具合だったフランチェス子は、自分の「好き」の感情を素直に相手に伝えられたことで、幸せな恋愛を手に入れました。
告白にテクニックや演出は必要ありません。ありのままの気持ちを伝えることが一番です。


いかがでしょうか。
女子をこじらせていることが原因で恋愛がうまくいかないあなたは「このままでいい」と開き直らず、できることから試してみましょうね。

そもそも「こじらせ女子」というのは過去の経験から蓄積されてしまった後天的な性質であり、もともと持っていた性質ではありません。
そのままでは恋愛がうまくいかないと自覚しているにもかかわらず「そのままの私で愛されたい」と思うのは傲慢というもの。

新しい年に向けて、女子をこじらせている要素は一掃してしまいましょう!


※人面瘡(じんめんそう):体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気(Wikipwdiaより)

参考:
はてなキーワード「こじらせ女子」
映画「受難」公式サイト

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