もう一つの新しい提案「エコキュート・ソーラーヒート」とは?
エコキュートとソーラーヒートの組み合わせ。こちらは矢崎総業株式会社の製品。
さて、今回、東京電力のブースでは、もうひとつ興味深い製品が発表されていました。それは
「エコキュート・ソーラーヒート」。割安な夜間の電気でお湯を作るエコキュートに、昼間の太陽“熱”でお湯を作る「ソーラーシステム(太陽熱温水パネル)」を組み合わせるという、意欲的な製品です。
この組み合わせによって、全体として、投入したエネルギーの約5倍(年間システム効率5.0程度)の熱量を得られるそうで、これはCO
2排出量でいうと、従来型の燃焼式給湯器に対して、約7割の削減にあたります。
「エコキュート」と「ソーラーヒート」の組み合わせで難しいのは、「ソーラーシステム」は天気が良くなければお湯を作れないこと。エコキュートと「ソーラーシステム」は、どうやって役割分担しているのでしょう?製品を開発した矢崎総業さんに、お話を伺ってみました。
ソーラーヒートで沸かすお湯の量はお天気によって変わるため、翌日の天気を予測してエコキュートで沸かすお湯の量が決まるそうです。
(イラスト提供:矢崎総業)
「翌日の天気が良いかどうか?によって、夜間にエコキュートでどのくらいお湯を作るべきかが変わります。そこで、気圧変化を測定して翌日の天気を予測する『天気予測機能』を持たせ、天気の良い日の前日はエコキュートでの沸き上げを控えめに、天気の悪い日の前日にはしっかりとお湯を沸かすように調整しています。」とのこと。
天気の予測は必ずしも当たるとは限らないため、お湯を貯めるタンクを通常よりも大きくする対策も取られていました。
これに加えて、設置した家庭のライフスタイルに合わせて最適な給湯量を学習する「給湯使用量学習機能」、お風呂の残り湯の熱を回収・再利用する「風呂熱回収機能」などによって、熱効率をさらに高めているそうです。
「お湯を作る」という一見単純なことに、これだけの技術と知恵が集まっていることに、なんだか頭が下がる思いがしますね!
オール電化住宅なら、エコポイントは簡単!?
エコキュートを導入するオール電化住宅なら、エコポイント取得も容易です
最後に、ちょっと耳よりな話を。
最近ニュースでもよく目にする「住宅版エコポイント」は、皆さんもご存知ですよね?新築住宅の場合、平成21年 12月8日から、平成22年12月31日までに着工した住宅のうち、省エネルギー性で一定の基準を満たしたものに、一戸あたり30万ポイント(30万円相当)が付与される、というものです。
給湯器にエコキュートを使ったオール電化住宅の場合、エコポイントの基準を満たすのは、実はとても簡単。
首都圏のほとんどの地域(IV地域)では、給湯器にエコキュートを使い、かつ、建物の断熱性能が「次世代省エネルギー基準(等級4)」を満たせば、それだけで基準達成率が100%を超えるので、エコポイントの取得対象になるのです。
もし建物の断熱性能が、一つ下のランク「新省エネルギー基準(等級3)」の場合でも、エコキュートと他の高効率機器(高効率エアコン+熱交換型換気システム)を組み合わせれば、基準達成率が100%を超えます。新築住宅にエアコンを付けるのはごく普通なので、これもそれほど難しいことではありません。
発行されたエコポイントの使い道は、商品券やプリペイドカードへの交換、環境保全団体への寄付のほか、即時交換して同時に行うエコリフォームの工事費に充当することも可能です。これから新築やリフォームを考えている方は、
国土交通省の関連ページをチェックして下さいね!