キッチン/キッチンのトレンド・イベント情報

次世代のキッチンは「食べる場キッチン」

今、キッチン空間のオープン化が進みダイニングやリビング空間との境界がなくなりつつあります。この次の時代にキッチンはどのように変化していくのでしょうか?その答えのひとつが今回提案するエコキッチン「食べる場キッチン」です。

執筆者:黒田 秀雄

JIDA NextEcoDesin展2013
次世代のキッチンは「食べる場キッチン」

The NEXT KITCHEN = The TABERBA KITCHEN
毎年恒例の11回目を迎えたJIDA環境委員会主催のエコデザイン展は、「NextEcoDesin展」と名前を変えて次の時代のエコデザインを提案する場となった。
11月28日~12月17日までの3週間新宿リビングデザインセンターOZONE 3階にあるOZONE PLAZA会場で開催中です。
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エコデザイン展2013


 
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エコデザイン展2013・会場風景


 
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エコデザイン展2013・会場風景


 
新しいコンセプトのエコ・キッチンは、従来のLDKスタイルのオープンキッチンではなく、キッチンと食べる場が渾然一体となった、究極のミニマルキッチンとなる。

古代からのリサイクル素材「鉄」をエイジング加工し、従来捨ててしまうか肥料としての使い道しかなかった稲藁を固めて作った「ハーベストパネル」とでキッチンを構成し、着脱可能な電池式センサー水栓iKOOLと厨芥を水と酸素に分解して消滅させる生ゴミ処理機Sinkpiaを組込んだキッチンと食べる場が一体となったコンパクトで機能を凝縮したキッチンである。

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TABERBA KITCHEN全景


 
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TABERBA KITCHEN側面


 
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TABERBA KITCHEN全景


 
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TABERBA KITCHENシンク部分とシンクピア


 
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TABERBA KITCHENシンク部分とセンサー水栓アイクール


 
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TABERBA KITCHENテーブルトップのハーベストパネルは稲藁のエコボード

■このキッチンは、4つのRから成るエコの視点を持つ
1R : Refuse できるだけコンパクトなミニマルサイズのキッチン
2R : Reduce 構成素材をできるだけ減らすユニークなデザイン
3R : Reuse キッチンを使う人のライフステージに合わせて変化する持続性
4R : Recycle リサイクル素材である稲藁から作られたハーベストパネルと古代からの究極のリサイクル素材・鉄をエイジング加工したNextキッチンをデザイン

◆デザイン:黒田秀雄
◆制作:ニシザキ工芸株式会社
◆ハーベストパネル提供:AD WORLD INC.
◆生ゴミ処理機シンクピア提供:SINKPIA JAPAN Co.Ltd.
◆電池センサー式着脱水栓アイクール提供:iKOOL JAPAN Co.Ltd.
◆スポンサー協力:株式会社亀井製作所

©Nov.2013 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.

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