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これで仕事に行きたくなる?働きたくなる映画3選

仕事に行きたくない!と思うことは誰にでもあることです。仕事はツラくてしんどくて、とりあえずやるしかないもの……そんな風に思っていませんか?そんなときにも前向きに仕事がしたくなる(かもしれない)映画、『摩天楼はバラ色に』 『プラダを着た悪魔』 『アバウトアボーイ』とおまけの1本をご紹介します。

ヒナタカ

執筆者:ヒナタカ

映画ガイド

仕事って、大変ですよね。日曜の夜に「明日は仕事かあ……」と憂鬱になり、月曜から「休みはまだかなあ」と思ってしまうことは、誰にでもあるものでしょう。しかし、そんなふうにネガティブに考えても、何も得るものはありません。本日は、前向きに仕事がしたい!と思わせてくれる(かもしれない)映画をご紹介します。

1.摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に


田舎から都会にやって来た青年のサクセスストーリーです。本作にあるメッセージは「チャンスをつかめ!」ということ。

主人公は大学を出たばかりで経験がないために、どこの企業でも採用を断られてしまいます。やっと彼が勤めることができたのが、出世の見込みなどまったくない配送係でした。

そこで、主人公はスーツを着て重役になりすますという、とんでもない行動をします。そんな方法で出世しようとするのかよ!ズルじゃん!とツッコミたくなりますね。

しかし、主人公は有能であり、前向きな考えを持っていました。会議では流通センターの閉鎖に反対し、会社を強くすることを提案します。そこから変わる彼の周りの人間関係、すれ違い、勘違いの数々は大いに楽しませてくれるでしょう。

何より、チャンスを手に入れ、それを成功に結びつける主人公の行動こそに勇気づけられるのです。映画を観ると、「会社の中で自分にしかできないことをしたい!」と強く思えるかもしれません。

また、本作の主演は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマイケル・J・フォックスです。可愛らしい容姿の彼が、年上のおばさ……お姉さんに誘惑されちゃうシーンもあるので、女性ファンは必見です。

2.プラダを着た悪魔


女性の仕事を描いた作品と聞いて、多くの人はまっさきにこの作品を思い出すでしょう。

主人公はジャーナリスト志望の女性ですが、まったく興味も知識もないファッション業界に就職することになります。彼女の業務はカリスマ的な人気がある女性のアシスタントであり、それはファッションを仕事にしたい女性にとっては憧れのポジションでした。

しかし、実際の主人公の役割は理不尽すぎる使いっぱしりばかりでした。ときには、主人公は「こんなに努力をしているのに!」と涙を浮かべます。ここで彼女の上司は、こう言います。「君は努力していない、グチをこぼしているだけだ」と。

なんとも厳しいことばですが、問題解決の方法を探そうともせず、ただ文句をこぼしているだけでは、仕事で得られるものなどないのかもしれません。重要なことは、自分の行動と決断です。仕事に理不尽なことを感じている方にとって、この映画はその行動を起こさせる契機となるでしょう。

また、この映画は「皆が憧れる職業って、それほど羨ましくもないのでは?」という疑問を持たせてくれます。仕事を辞めたい、転職したいという思いを抱えている人も、この映画を観て、ひとまず立ち止まってみるのもいいのではないでしょうか。

テレビドラマのようにテンポがよい作品なので、普段映画を観ない方にもおすすめします。また、「レ・ミゼラブル」で強い印象を残したアン・ハサウェイが主役を務めており、これがものすっごく可愛いです。こちらもファンであれば必見です。

3.アバウト・ア・ボーイ


仕事をしていて、「早くリタイアしたいなあ」「人間関係ってめんどうくさいな」「働かなくてもお金が入ればいいのに」と思っている方も多いでしょう。

本作の主人公は、そんな思いを抱えている人にとって、理想的な生活をしているに違いありません。なにせ彼は38歳にして無職であり、印税収入のために自由自適な生活をしているのですから。それなのに「忙しい」と言い訳をしたり、自分に子どもがいると偽ってシングルマザーの女性とつきあおうともするのです。ムカツクことこの上ないですね。

しかし、彼がそれで幸せかと言えば、そうでもないのです。仕事をしていないために、彼には「何もない」のです。人生の誇りも、愛すべきパートナーも……そんな主人公が出会ったのは、現実的に物事を見据える利発な男の子でした。彼らがどのような交流をして、どのようにお互いを信用していくのか。それをぜひ見届けてほしいです。

仕事は、何も収入を得るためだけのものではありません。誰かのために行動を起こすことにより、人生の意義を見出すこと、支え合うことのできる人間関係をつくることもできます。この映画は、きっとそのことを教えてくれるでしょう。

また、本作でキュートな男の子を演じたニコラス・ホルトは、「ジャックと天空の巨人」「ウォーム・ボディーズ」でも主役を務め、そのイケメンっぷりを発揮していました。

p.s.
まだ仕事に就いたことがないという人、転職したいという思いが強い人には「イン・ハー・シューズ」もおすすめします。

一方は無職、一方は弁護士として活躍している姉妹の物語です。
自分にあった職業を考えるときに、この映画はきっと背中を押してくれるでしょう。
背伸びをせずに、自分にあった靴(=職業)を見つけたとき、人は幸せになれるのかもしれません。

仕事人のみなさん、前を向いて頑張りましょう!でも、時には映画でも観て、ちょっぴり休んでくださいね。
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