加圧トレーニング/加圧トレーニング

加圧トレーニングで代謝の高い「痩せボディ」へ!

健康的にダイエットをするには、食事の内容や量のコントロール、脂肪を燃やす運動、そして代謝を高めて痩せやすい身体づくり、の三本柱をバランスよくしていくことが必要です。この中の一つ「代謝の高い身体」作りを加圧トレーニングで叶えていきましょう!

瀬野 佳津子

執筆者:瀬野 佳津子

加圧トレーニングガイド

そもそも基礎代謝量をあげると痩せやすくなるのはなぜ?

生きている限りたとえ一日中横になって寝ていてもエネルギーは使われます。心臓を動かして血液を身体中に行き渡らせる、胃腸を動かして食べたものの消化吸収をする、呼吸をして身体に酸素をとりいれる、など生きるために最低限必要なエネルギーが基礎代謝です。そして人間が消費するエネルギーの60%から70%が基礎代謝なのでこの量が高ければ高いほど、運動量が少なくても消費されるエネルギーが多くなり痩せやすい身体が手に入るのです。


基礎代謝量をあげるためにできること、それは筋肉量を増やす

腹筋

筋肉量を増やして代謝の高い身体を目指しましょう!

痩せやすい身体作りにはまずは運動と食事で基礎代謝量をあげていきましょう。基礎代謝の実に4割が筋肉によってつかわれます。つまり筋肉量を増やすことで年齢とともに自然に減ってきてしまう基礎代謝量をあげることが可能です。

筋肉量を増やすためのトレーニングには色々種類がありますが、血流を制限しながら効率的に筋力アップができる加圧トレーニングがおすすめです。その理由を説明します。


インナーマッスルとアウターマッスルの両方を鍛える

筋肉にはおおまかにいって白筋と赤筋の二種類があります。白筋は別名アウターマッスル、赤筋はインナーマッスルと呼ばれます。アウターマッスルは身体の外側にある筋肉で、瞬発力が必要な運動で鍛えられます。ダッシュをする短距離走、重いウエイトを使ったトレーニング等です。これらの運動では主に体内の糖が使われます。

一方インナーマッスルは骨や内臓に近い身体の内側の筋肉で、ヨガやピラティス、ウォーキングといった軽めの負荷でゆっくり長時間行う運動で鍛えられます。これらの運動では糖と脂肪の両方をエネルギーとして使われます。

つまりインナーマッスルのほうが糖と脂肪を消費する分エネルギー消費が高いので、基礎代謝量をあげるには大きな筋肉であるアウターマッスルと共に、骨や内臓を支えるインナーマッスルを鍛えることが重要です。


加圧でアウターマッスルとインナーマッスルを同時に増やす!

理砂

インナーマッスルとアウターマッスルを同時に鍛えられるのが加圧トレーニング!

通常アウターマッスルとインナーマッスルの2つの筋肉を同時に鍛えることはできませんが、加圧トレーニングで血流を制限して運動すると、血流量が十分でないために最初に活動し始めたインナーマッスルの酸素が足りなくなります。続いて普通は活動し始めるのに時間がかかるアウターマッスルが働き始めます。つまり短時間かつ小さな負荷でインナーマッスルと同時にアウターマッスルを鍛えられ、基礎代謝量を効率的に高めることができるのです。


さらに大量の成長ホルモンで効率的に筋肉量をアップ

加圧トレーニングで適正圧でトレーニングすることで通常より大量の成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは筋肉を作り、脂肪を燃焼させる働きがあるのでダイエットにはとても効果的なトレーニングと言えます。

基礎代謝をあげるにはまずは筋肉量を増やして身体作りをすることがマストです。年齢に負けない代謝の高い身体を加圧トレーニングで手にいれましょう!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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