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犬にも腸内環境!?腸を労る食習慣、3つのポイント

わんちゃんの身体は、人間に近い仕組みをしています。数ある臓器の中で、最も大切な場所は腸。腸を労る食習慣を3つの視点からお伝えします。

いちかわ あやこ

執筆者:いちかわ あやこ

犬ガイド

inu

腸内環境と健康は大きな繋がりがあります。

昨今では、腸内環境を整えることが健康に繋がるという事が頻繁に取り上げられています。その理由としては、全ての免疫細胞の約60%が腸に存在していること、生物の身体は、腸から作られると言われているからです。

腸には、健康維持や老化防止などに影響がある“善玉菌”、身体に悪さをすると言われている“悪玉菌”、多く存在する菌の味方になる“日和見菌”という細菌が存在しています。善玉菌が多く存在している状態が健康に繋がり、腸内環境が良いと表現されます。

反対に、悪玉菌が多くなり腸内環境が悪くなると、便秘や下痢を引き起こすだけではなく、アレルギー、皮膚疾患、肥満や、これらによる様々な症状を引き起こしやすくなります。腸内環境は、ほんの少しの心がけで良くも悪くも変化していきます。わんちゃんの日々の排泄物をチェックして、臭いがきつかったり、色や形状がおかしいな、と思うときはこれから紹介する3つのポイントを意識してみてください。


ポイント1:化学的な物の摂取を控える

内臓の働きは筋肉のようなもの。しっかり使い、しっかり休ませてあげる必要があります。“しっかり使う”に欠かせない事は、食材を身体に取り入れること。サプリメントや薬など、化学的なもので栄養素を取り入れる事は簡単であり、楽です。つまり、身体の働きそのものも、楽をしてしまうことになります。サプリメントや薬は必要最低限に抑え、必要な栄養素は食材から取り入れるようにしましょう。

また、保存料や人工的な添加物も、腸を疲れさせると言われています。毎日食べるフードやおやつの場合は、出来るだけ添加物が含まれていないものを選んでみましょう。

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