ジョギング・マラソン/ランニングシューズ、ウェア、グッズ紹介・選び方

ランニングシューズの選び方と使い方

豊富にあるランニングシューズ。どうやって自分に合う1足を見つけたらいいのか、選ぶときのポイントをお伝えします!ポイントさえ分かっていれば自分に合う1足に出会えるはず。

大島 めぐみ

執筆者:大島 めぐみ

ジョギング・マラソンガイド

近年ランニングシューズの種類の豊富さは驚くばかりです。オシャレなものから機能性の高いものまで、どんなシューズを選べばよいのか迷う方も多いとおもいます。ランニングを長く快適に続けるポイントの一つとしてとして自分にあったシューズをみつけることが重要です。

合わないシューズを履くことでマメができたり、足の爪が傷んでしまったり、ケガをしてしまったり。せっかく買ったシューズなのに数回しか使わなかったというのはもったいない!そんなことにならないようにシューズは慎重に選んでいきましょう。

自分に合った1足をみつけよう!

まず専門店などのお店の方にアドバイスをしていただくことをお勧めしますが同じメーカの同じサイズでも左右の履き心地が違うこともあるので必ずすべてのシューズに両足を入れて履き心地を確認してください。

その際確認することは
・フィット感
・踵のホールド感、安定性
・クッション性


この3点です。

・フィット感
足の横幅と踵はぴったりでつま先は3~5ミリ程余裕のあるもの。女性であれば普段履いているパンプスの1サイズ上を目安に選ぶと良いでしょう。隙間があるほどシューズの中で足が動いでしまいます。そうすると擦れてマメができてしまったりするので注意が必要です。逆にきつすぎると締め付けられて蹴りだす時にうまく力が伝わらなかったり、きつすぎて痛くなるといったことが起こります。

・踵のホールド感・安定性
踵部分がしっかりと固定されているものは着地から蹴りだしまでの間にブレにくく安定感が増します。踵を掌でつつまれているような感覚がないとブレから力が外に逃げてしまい大勢を崩しやすく走りにロスが生じてしまいます。

・クッション性
着地時に足にかかる衝撃は体重の約3倍といわれています。(例えば体重50kgの人は150kgの衝撃を片足で受けていることになるわけです。)そのため走り慣れていない人がクッション性の低い薄いソールのシューズを履いてしまうと足への負担は相当なものになってしまいます。しっかりと衝撃を吸収してくれるクッション性の高い厚めのシューズを選びましょう。

靴下は持参して!

試着の際は実際にランニング時に使う靴下を持参しましょう。靴下にもいろいろな生地や厚さがありますのでお店で試着した時は良かったのに実際走ってみたら違和感がある。なんてことにならないようにしましょう。

シューズに足を入れるときは必ず踵に合わせて履き店内を歩いたり、軽く走ったりして履き心地を確かめてください。デザインが気に入ってもまったく自分の足に合わないシューズですと足を痛めてしまう原因になります。デザインよりも感覚重視! 無事自分に合う1足をみつけたら早速走ってみましょう。

同じ2足を使い分け

自分に合う1足をみつけたら同じものをもう1足用意して交互に履くことをお勧めします。シューズのクッション性の回復には1日から2日かかると言われているため休ませてクッション性をしっかり回復させあげることでシューズの寿命も延びます。

トレーニング内容で使い分け

ゆっくりジョギングが慣れてきたらペースに変化をつけてトレーニングすることもあると思います。そんなときはシューズの種類を変えてみましょう。いつもよりスピードを上げる走りの時は普段よりも蹴りだすパワーが強くなるため柔らかいシューズだと着地から蹴りだしまでに足が沈みこんでしまいブレたり反発する力が伝わらなくなってしまうため少し硬めのソールのシューズを履くといいです。ですがこれはしっかりと走り込みができていることが条件になりますので、初心者の方が使い分けるには十分注意をしましょう。

ランニングに欠かせないシューズ、正しく選んで快適なランニングライフを楽しんでください!
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場でジョギング用品を見るAmazon でランニング・ジョギング用品を見る
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます