産後の基礎知識/産後の過ごし方体験談

子供が可愛くて動けちゃいました

予定日前には私が食べる物を2週間分位冷凍して確保しました。実際に長男が産まれると、目の前に赤ちゃんがいる現実が嬉しくて、寝てなんかいられませんでした。しかし、体調が回復しない場合は無理をせず、行政サービス等をどんどん利用しましょう。やっぱり無理は禁物です。

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転勤先での32歳での初産、両親は高齢の為頼れませんでした

まず、予定日前にはミートソースやハンバーグ、ひじきや切り干し大根等、思いつく限りの物を調理して冷凍しました。最悪の場合は、主人には外食して貰おうと思い、とりあえず私が食べる物を2週間分位確保しました。産後は無理をせず、ゆっくり過ごそうと考えていました。

実際に長男が産まれると、目の前に赤ちゃんがいる現実が嬉しくて、
寝てなんかいられませんでした。お産も決して軽い物ではなかったのですが、
不思議と手抜き家事なら苦ではありませんでした。

日本の「産後安静」とは違う海外での出産

日本では産後1か月は安静に、赤ちゃんもなるべく外出させないように、という考えが浸透していますが、長男を出産したのはオーストラリア。産後安静に、と考えている人はほぼいませんでした。
担当の先生に「日本では1か月安静にするのだけど」と言うと、
「どうして?病気でもないのに家にいられないでしょ」と笑っていました。
そして「いい?それはきっと日本の文化だよ、医学的な根拠はないよ」と仰っていました。

欧米人と東洋人の体質の差では、とも考えられますが、韓国では日本同様、しばらく安静にするそうですが、香港では産後1週間で仕事に復帰するケースもあるそうです。

日本の友人に言うと、産後すぐに動くと、その時平気でも後々大変よ、と言われます。
病院の先生もそうでした。でも私は長男を出産してからもうすぐ9年ですが、至って健康です。
産後すぐ、本を読み漁って目も酷使しましたが、視力も落ちませんでした。

「本当は安静にしなきゃいけないのに、私はそう出来ない」と思うと悲しくなったり不安になる事があるかもしれません。新生児を連れて買い物に行く事に批判的な方もいらっしゃるかと思います。でもそうせざるを得ない状況で、産後の体調も良ければ「こうやって頑張っている人が世界で大勢いる、私だけじゃないんだ」と思うと乗り切れるかもしれません。

でも、もし体調が回復しない場合は無理をせず、行政サービス等をどんどん利用しましょう。やっぱり無理は禁物です。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※妊娠中の症状には個人差があります。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。体の不調を感じた場合は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。

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