不動産売買の法律・制度/ガイド:平野の私的不動産用語集

土地家屋調査士

「土地家屋調査士」についての用語解説です。住宅にも関係が深い土地家屋調査士の役割を理解しておくことが大切です。(2017年改訂版、初出:2006年8月)

執筆者:平野 雅之


土地家屋調査士

【とちかおくちょうさし】

家屋を新築したり増改築したりしたときの「建物の表題登記」や、土地の分筆・合筆、地目変更の登記申請手続きなどを土地家屋調査士へ依頼する。

「建物図面」「各階平面図」「地積測量図」など登記申請に必要な添付図面の作成を伴うので、これを当事者が個人で行なうことは難しい。新たにする表題登記の費用負担が生じるとき、土地家屋調査士への報酬として10万円程度を見込んでおく必要がある。

土地の境界標が不明の場合の調査、復元、設置なども土地家屋調査士が行なう。

なお、登記記録のうち表題部に記録される登記(表示に関する登記)は従来「表示登記」といわれたが、不動産登記法改正(2005年3月施行)により「表題登記」と名称が変わった。

>> 司法書士
>> 不動産鑑定士

【関連記事】
登録免許税を正しく理解しよう!

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます