映画/口コミでおすすめのコメディ映画(邦画)

渥美清さんに捧げる追悼作品「虹をつかむ男」

「虹をつかむ男」は、渥美清さんの急逝により製作が打ち切りとなった「男はつらいよ 寅次郎花へんろ」に出演予定だった、西田敏行さんが主役を演じた作品です。寅さんファミリーが勢揃いした映画で、渥美さんに捧げる追悼作品でもあります。笑えて、ほのぼのして、そして泣ける。映画って本当にいいなあ~と感じさせてくれる楽しい作品です。

投稿記事

映画っていいなぁと感じさせてくれる楽しい作品

■作品名
虹をつかむ男」(1996)

■監督
山田洋次

■主演
西田敏行、吉岡秀隆

■DVD発売元
松竹

■おすすめの理由
「虹をつかむ男」は、渥美清さんの急逝により製作が打ち切りとなった「男はつらいよ 寅次郎花へんろ」に出演予定だった、西田敏行さんが主役を演じた作品です。

寅さんのマドンナ役に予定されていた田中裕子ほか、寅さんファミリーが勢揃いした映画で、渥美さんに捧げる追悼作品でもあります。

■あらすじ
就職に失敗し、家出して四国の徳島の小さな町にたどり着いた亮(吉岡秀隆)。

白銀活男(西田敏行)が経営する古い映画館・オデオン座でアルバイトを始める。

小さな映画館の「映画の灯」を守り続ける活男は、幼なじみの未亡人・八重子(田中裕子)が営む喫茶店に毎日通い、映画談義を熱く語るが、八重子への想いだけは口に出せないままだった……。


映画好きならたまらないこの映画。

劇中に引用されて登場する映画は、「ニュー・シネマ・パラダイス」、「野菊の如き君なりき」、「雨に唄えば」、「禁じられた遊び」、「東京物語」、そして「男はつらいよ」など。

亡くなった渥美清さんに捧げられた作品なので、ラストにはあの寅さんがバスを待っているシーンが登場し、「あ~寅さんは生きていて、旅を続けてるんだ」と思わせてくれる演出があり、ぐっときて思わず涙がこぼれてしまいます。

何を演じさせてもうまくて面白い西田さんの演技も最高ですし、脇を固める役者陣がすごい!

笑えて、ほのぼのして、泣けて、そしてオデオン座のような映画館っていいなあ~、映画って本当にいいなあ~と感じさせてくれる楽しい作品です。



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