子育て/プラス思考の子を育てるコツ

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その12

ママのポジティブ改革は、マイナス思考の存在を知ることからはじまります。なぜなら、私達の悩みの多くは、しつこいマイナス思考が足を引っ張っているケースがほとんどだからです。「子どもにマネしてほしくないマイナス思考」シリーズでは、子どもに伝わりやすい13のマイナス思考を1つずつクローズアップ。読んでみて、「当てはまるかも」と思ったら、子ども達に伝わる前に、ポジティブ化してしまいましょう!

佐藤 めぐみ

執筆者:佐藤 めぐみ

子育てガイド

言葉の影響力が強い 『さじ投げ思考』

「ムリ!」と思うと、途端にムリになってしまう

「ムリ!」と思うと、途端にムリになってしまう

子どもにマネしてほしくないマイナス思考 その12は、『さじ投げ思考』です。

物事が思っていたように進まないとき、好きではないことを目の前にしたとき、心の中で、「私には耐えられない」「我慢できない」「絶対にムリ」とつぶやいて、自らの耐性を低めていくことを指します。

例えば、

「こんな混んだ電車に乗るなんて、我慢できない!」

「3時間も待つなんて、私にはムリ!」

「こんな細かい作業、私には耐えられない。あ~面倒くさい!」

などです。「たかがつぶやき程度で?」と思われるかもしれません。でも、心の中のつぶやきは、私達の感情を大きく左右するほどのパワフルな力を持っています。

そして、子ども達にマネされやすいというのも、この「さじ投げ思考」の特徴です。強い語調が、子どもの好奇心をかきたてるのです。はじめは、軽い気持ちで使っていても、徐々に、本当に「我慢できない子」になってしまう恐れが!まずは、ママから、「脱・さじ投げ思考」していきましょう。

>>次ページは、ママのポジティブ改革:「脱・さじ投げ思考」です。

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