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尽くすタイプに多い恋を邪魔する3つのビリーフとは?

恋がうまくいかない理由は、あなたのビリーフ(固定観念)に関係しているかもしれません。それに気づき、柔軟に自分を変えることで、もっとしなやかに楽しく生きていけるはずです。今回は、尽くすタイプの男女にありがちなビリーフを3つ紹介します。

執筆者:藤嶋 ひじり

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人は生きていくうえで、いろいろなビリーフを持ちます。そして、多かれ少なかれ、そのビリーフに囚われながら生きています。ビリーフというのは、育ってきた環境のなかで、染みついてしまった思いこみ、つまり固定観念のことです。

そのビリーフに気づき、自分のハマってしまいやすいパターンを知ることで、恋愛はもちろん、仕事や生き方も、しなやかに柔軟になれます。なかでも、今回は「尽くしてしまう」「重いと言われる」という、母性が強いがんばりやさんに多いビリーフについて、お伝えします。

がんばったら愛される

がんばるポーズ

どうせがんばるなら、自分のために。「がんばる私」じゃなくても愛されるはずです

教育者や医師など「先生」と呼ばれる職業など、しっかり者の親に育てられた、がんばりやさんは、「がんばったら愛される」と思っている人が多いようです。

がんばりやさんは「努力すれば報われる」と思いがちです。学業や仕事はそれでいいかもしれません。でも、人間関係の場合「がんばったから愛される」とは限らないものです。

よく考えてみましょう。そもそも、「がんばったら愛される」って、おかしいと思いませんか? 本来、親から無条件に愛されていれば、努力して親に褒めてもらう必要なんてないはずなのです。「○○だったら愛してあげる」という愛情を「条件付きの愛」という言い方をします。このビリーフは、条件付きの愛で育った人に多い固定観念です。私もよく「おりこうさんになって、お母さんに好かれたいと思わないの?」と、母に言われたものです。

でも、あなたが誰かを好きになるとき、「頑張ってくれたから」って恋に落ちますか? もっと別の理由で恋って始まるものですよね? 

ナイチンゲール症候群のように、お世話をしてもらって好きになる、ということは確かにあるかもしれませんが、残念ながら、がんばったからといって必ずしも好きになってもらえるとは限りません。そして、逆に、何もしなくても愛情を注いでもらえることだってあります。

ただ、そばにいるだけでうれしい。幸せな気分になれる。お互いがそんなふうに思える関係であれたら、すばらいしと思いませんか? そういう関係の相手が、きっとこの世にはいるはずです。
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