これがキホン!資産運用の大事な話

更新日:2010年03月25日

売買タイミングに悩まなくてすむドルコスト平均法とは

いつが買い時、売り時なのかは誰にもわかりません。そのため、投資を始める多くの人が、「いつ売買したらいいのだろう?」と悩むのです。そこで覚えておきたい投資法が、売買タイミングに悩まなくて済む「ドルコスト平均法」です。しかし、ドルコスト平均法にはメリットもデメリットもあります。仕組みをしっかりとたたきこんで、うまく使いこなすことが大切です。

ドルコスト平均法で儲かる場合 

儲かるか損するかは、ドルコスト法を利用すると決めた時に決まっているのかも!?

儲かるか損するかは、ドルコスト法を利用すると決めた時に決まっているのかも!?

定期的に継続して買い付けるということは、どのような市場環境であっても買い付けていくことになります。買い価格を低く抑えられる効果は確かに期待できるのですが、必ずしも儲かるわけではないことを肝に銘じておかなければなりません。

たとえば、株価が上昇している時に、1回目は株価1万円の時に10株買い、2回目に2万円で5株買ったとします。1株あたりの価格は1.3万円になり、現在の株価は2万円ですから、若干の儲けが発生することになります。

ドルコスト平均法で損する場合

一方、株価が下落している時に、1回目に株価2万円で5株買い、2回目は1万円で10株買ったとします。1株あたりの価格は1.3万円ですが、現在の株価は1万円ですから、若干の損失が発生することになります。

「ドルコスト平均法を利用すると売買タイミングに悩まずに済むし、長期投資なら安心」等のようなコメントを見かけることがあります。しかし、ドルコスト平均法を利用したからと言って、長期で投資したからと言って、市場の動向次第ではいつでも儲かるわけではないのです。

確かに、売買タイミングに悩む人には魅力的な投資法にうつるかもしれません。しかし、ドルコスト平均法を始めたタイミングによっては、自ら損失を発生させてしまう恐れもありますので、ドルコスト平均法の仕組みをよく理解して利用することをお勧めします。
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横山 利香

FP、検定テクニカルアナリストであるガイドが、自身の豊富な投資体験を元に、注目の投資情報を紹介。

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