アート・美術展/アートを「買う」、「飾る」

いまのアートは「見る」から「買う」へ~ギャラリー編

展覧会で「もしこの作品が家にあったら」と思ったことはありませんか? いまのアート作品は「見る」だけでなく、「買う」ことも楽しみのひとつ。今回は敷居が高い(と思われがちな)「ギャラリー」へおじゃまします。

藤田 千彩

執筆者:藤田 千彩

アートガイド

ギャラリーIDF(左のビル)は、名古屋市営地下鉄本郷駅、名古屋ICからすぐ!

ギャラリーIDF(左のビル)は、名古屋市営地下鉄本郷駅、名古屋ICからすぐ!

これまで、アート作品を買う場所として、市場にあたる「アートフェア」、なんでもある「デパート」をご紹介しました。今回は、専門店やセレクトショップのような「ギャラリー」についてお話をさせていただきます。

ギャラリーは敷居が高い!?

服や靴を買うとき「このお店のセレクトが好きだから足を運ぶ」ということがありますよね。

ギャラリーも同じです。このギャラリーのオーナーのセレクトが好き、このアーティストや作品が好き、という感覚で、「ギャラリー」という高い敷居を乗り越えてみましょう。

 

ギャラリーによって「個性」があります

アート作品だけでなく、陶器やガラス、アーティストグッズを扱うことも(画像/佐々木しず作品)

アート作品だけでなく、陶器やガラス、アーティストグッズを扱うことも(画像/佐々木しず作品)

今回伺ったのは、名古屋市名東区にあるギャラリーIDF(アイディーエフ)です。2002年にオープンしたこのギャラリーでは、武蔵野美術大学出身のオーナー・竹松千華さんがセレクトしたアーティストたちによる展覧会が行われています。

「私が絵画をやっていたこともあって、画面にしっかりと描きこんだ平面(キャンバスや紙に表現されたもの)のアーティストが多いです。お客様は、展覧会のDMやホームページを見たり、アートフェアで知っていただいて、ギャラリーにいらっしゃる方が多いですね」(竹松さん)

ギャラリー入口近くでは、こうした美術作品だけでなく、竹松さんが好きで選んだ器やガラスといった工芸作家の作品も置かれています。これは他のギャラリーには見られない、ギャラリーIDFの特徴のひとつです。

 

ギャラリーで「アート」を買うコツ

同じギャラリーでも 展覧会によって 作品の個性が異なります (画像は鈴木里菜作品)

同じギャラリーでも 展覧会によって 作品の個性が異なります (画像は鈴木里菜作品)

せっかく踏み込んだギャラリーでも、どう作品を見たらいいか、判断がつかない人も多いでしょう。

「その価値は人それぞれ、自分で選ぶことが大切。お客様が作品を見て、『いい!』と思ったものがいいんです」(竹松さん)

もし「!」と思う作品に出会ったら、まずはスタッフに話し掛けてください。

「どう飾ったらいいか、額に入れた方がいいのか、保存はどうしたらいいのか、クレジットカード払いはできるのか、など、いろいろ聞いてほしいです。うちのギャラリーはいろんなところを見ている若いお客様が多く、毎月分割で支払う方もいらっしゃいます。納品は全額支払っていただいてから、となります」(竹松さん)

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