映画/口コミでおすすめの恋愛映画(洋画)

ピュアでクラシックな恋愛映画の名作「ある愛の詩」

恋愛映画と言えばこれという人も多い、「ある愛の詩」はまさに不朽の名作。結ばれたかと思ったのに、残酷な運命に引き裂かれてしまう、まったく違う世界に住む男女の悲恋の物語です。少ない期間でも燃え尽きた二人の確かな愛は、一生消えることはないだろうなと思わされます。凝り過ぎたストーリーにはないピュアでクラシックな純愛映画です。

投稿記事

まったく違う世界に住む男女の悲恋物語

■作品名
『ある愛の詩』(1970)
■監督 
エリック・シーガル
■主演 
ライアン・オニール、アリ・マッグロー
■DVD/Blu-ray発売元
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン


恋愛映画と言えばこれという人も多い、「ある愛の詩」はまさに不朽の名作。

アカデミー作曲賞を受賞したフランシス・レイの曲は知らない人はいないのではないでしょうか。

結ばれたかと思ったのに、残酷な運命に引き裂かれてしまう、まったく違う世界に住む男女の悲恋の物語です。


代々ハーバード大学出身という名家に生まれたオリバー(ライアン・オニール)。

そしてイタリア移民の菓子屋の娘のジェニファー(アリ・マッグロー)。

大学の図書館で働くジェニファーに惹かれたオリバーは、しだいにジェニファーと仲良くなりいつしか二人は恋するように。

でもあまりの生きている世界の違いに、いつまでもこの恋は続かないと思うジェニファーは、フランス留学を理由に去ろうとする。

オリバーはジェニファーを引き止め結婚を申し込むが、父親には大反対される。

ジェニファーの父親のもとに行き結婚をした二人は、貧しくても幸せな生活を送る。

ある日オリバーは法律事務所の就職も決まり、やっと生活も落ち着こうとしたかに思えた24歳になったある日。

ジェニーファーが白血病で残り少ない命ということを知ってしまう……


「愛とは決して後悔しないこと」(Love means never having to say you're sorry)というセリフが有名になったこの映画。

父親が身分違いなどと反対さえしなければ、もっと早く結婚できていれば……などと思うのですが、少ない期間でも燃え尽きた二人の確かな愛は、一生消えることはないだろうなと思わされます。

人種差別と身分違いによる弊害のある恋、親の反対、突然の不幸……王道をいくシンプルな内容ですが、それゆえに、凝り過ぎたストーリーにはないピュアでクラシックな純愛映画としてこの世界に浸れます。

複雑な恋愛ものを観過ぎて疲れた心にしみる、いい作品だと思います。(もちろん、あの名曲とともに)


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